小笠原を味わう(8)海亀料理を味わう
ガイドツアーで、そして単独で、戦跡めぐりをした水曜日。
湾岸通りの裏通り。灯りの点るお店を発見。『波食波食』と書いて「ぱくぱく」と読ませる、食堂っぽいお店だ。
テーブル席の広さを持て余すひとり客。
島レモンハイをで喉を潤そうとするけど、薄いなぁ。レモンチェッロにすべきだったか。地元の常連たちのように洋酒を飲むのが正解なのかもしれないけど、観光客にとっては、島レモンのほうが魅力的に映るんだよね。
「各種単品できます!」というので、島ラー油肉野菜炒めを単品で。塩コショウ強めで、ラー油が脇役に徹していて美味しい。良かった、食堂としては楽しめそうだ。
青海亀のづけ丼(3000円)には単品がなく、サラダや味噌汁の付く定食として提供されているようだ。
青海亀の刺身を漬けにしている。
あっさり味なので、ご飯に「ゆかり」が乗っていたり、ひじきがあったり、上手く食べ進められるように考えられている。
2品でかなりお腹いっぱいになった。食堂として利用をする分には悪くない。あとはドリンクのチョイス次第。
『まんた』で飲み直そう。上陸2日目にも訪れて以来だ。カウンターにひとつだけ空いていた席へお邪魔。
とりあえず日本酒。日日(にちにち) 秋津山田錦(日々醸造/京都)。酸と甘みを感じる白ワインのような味わい。ライトな12度。
卵とじは塩味強め。お酒のつまみとしては良し。
今宵は「亀料理を食す日」としよう。ということで、塩味の亀煮。そのままで美味し。下処理がしっかりされているようで、臭み全く感じない。臭いがキツい沖縄の山羊汁などに比べれば、旨味しか感じない。もちろん、島辣油をかけても良し。
レバ刺しをごま塩やニンニク醤油でいただく。
若波 シルバー 純米吟醸 山田錦(若波酒造/福岡)。「水のようにスッキリ」ではなく、亀煮に対抗できるしっかりしたお酒。
デザート代わりに、子宝(楯の川酒造/山形)のヨーグルトリキュールをソーダ割りで。
亀煮があれば他につまみは要らないと感じた。他店の亀煮も同じように美味いのだろうか。食べ比べてみたいけど、海亀は高級食材のようだ。安く食べられるお店、ないのかなぁ……。
【寄り道】
波食波食
まんた
(2024.05.15)














