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「台湾家庭料理」を食わせる店?

土曜日は「舞浜アンフィシアター」まで遠征して観劇。

 

カーテンコール終了後、前回、地ビールレストランで飲んだ時に行けなかった「イクスピアリ」の台湾料理店へ。思ったよりも待たずに案内してもらえた。


賑わう店内。パーク帰りの客が多い印象。こちらのコンセプトは「台北夜市」らしい。

 

金牌 台湾啤酒(ビール)で乾杯。マンゴーなどのフルーツビールもあるが、どれも缶で提供される。


ドラゴンハイボールは結構、いや、かなり甘い。

 

前菜として注文した干し豆腐(豆干)とじゃこの旨和え。これ、ナイスな酒の肴。


普通の豆苗炒めとは別に、台湾産の高山豆苗炒めがあったので、倍近い値段だけど注文。水耕栽培のスプラウトとは異なり、太くてしっかり。

ちなみにこちらが、比較のために注文した普通の豆苗炒め


小籠包は2個単位の提供。


焼餃子(鍋貼)。

 

美味しかった豆干をアンコール。


台湾ソーセージ(香腸)。


海老蒸し餃子(蒸蝦餃)。


湯葉入り麻辣豆腐(腐竹麻辣豆腐)。


紋甲イカと青菜の塩炒め(清炒花枝青菜)。


蒸し鶏うまだれご飯(雞肉飯)。


豚ひき肉と玉ねぎの黒炒飯(肉末洋蔥黑炒飯)。

 

個人的に好きなデザート、ごま団子(芝麻球)。


店を出ようとした時に扁額を発見。誰から贈られた物か尋ねてみるも、答えられる店員さんはひとりもいなかった。ちなみに「知味停車(味がわかったら車を停める)」は、乾隆帝の言葉だと言われている(諸説ありw)。

 
看板のサブタイトルが「台湾家庭小皿料理」となっているが「中華&台湾料理」のほうが適切だろう。扱う台湾料理が全体の3割あるかどうかなのだから。そもそも、朝昼晩外食が当たり前、台所のないアパートも多い台湾で「家庭料理」なんて絶滅寸前。死語の世界だ。

 

もちろん、文句を言う客なんてまず出て来ないことは解ってる。台湾料理と中華料理が区別できる日本人なんて皆無に等しく、「これは台湾料理?」なんて考えずに「美味しそうだから」と注文しちゃってる今回のウチらみたいな客も多いだろう。ましてやここは中華街じゃなくTDRなのだ。

 

試しに次回は「台湾料理しばり」で食べてみようか。

 


【寄り道】
青龍門 イクスピアリ店



(2024.04.13)