世界は今日もどこかでシュールに/福岡市天神
「世間一般的に」
「普通は」
「常識では」
「あたりまえ」
そういう事に敏感で条件反射で拒絶していた。
誰かが敷いたレールには絶対に乗らない。
誰かの人生はなぞらない。
物心ついた時には既に決心していた。
そういう自我が、はじめは何の事かさえもよく解らなかった。
とにかく大多数から支持されているものを避けてきた。
直感と本能を感性と対峙させてきた。
誰かに認められる度に残念な気持ちになった。
誰にも解らないと思っていた。
誰にも解って欲しくなかった。
誰かに理解された時点で自分だけの物ではなくなってしまった。
大多数ではなく小数でもアウトになった。
限りなくゼロでなくては存在意義を見いだせなかった。
石橋は叩いて渡らなかった。
壊して壊して叩き壊して、新しく作り直して渡ってきた。
そうやってずっと生きてきたんだ。
PUNK is DEAD
PUNKS not DEAD
この戦いからは二度と降りる事ができない。
そういう道を歩いている。
model : Machiko














