世界は今日もどこかでシュールに/福岡市今泉
「人を撮る」という事は
言葉では言い表す事ができない感覚がある
昔の人は「写真は魂を抜かれる」などと良く言うが、まんざら迷信ではないのかもしれない
真剣に真正面から向かい合ったぶんだけ「心と心の声にはならない会話」がある
距離、空間、温度、呼吸、リズム、世界
ファインダーを通してしか聞こえない声がある
ファインダーを通してしか感じ得る事ができないあたたかさや寂しさがある
お互いがフェアな精神で望まないと現れない関係性がある
心の奥底で気づかないうちに魂のやりとりをしているんだ
作品:押井守 2.26トークショー「押井守戦争を語る」Howling in the Night パンフレット掲載
写真家/内田ヒロシ
世界は今日もどこかでシュールに/大分市駅前
とにかく学校がツマラナくて退屈で
価値を見いだせない勉強に嫌気がさしていた
学校の友達と遊ぶ事よりも
ライブハウスやクラブで騒ぐことに熱くなった
高校を辞めたのは17才だった
自分の中でなにかが急激に加速した
ソレは目には見えなかった
しかし感覚だけは確かに感じとる事ができていた
引きとどめめて欲しい気持ちとはうらはらに
もう誰にもとめられないものに成長したソレは
「生きて行く強さ」という名前の孤独に姿を変え僕の前にやってきた
今、目の前に大きく立ちはだかっているのは
まさに、あの時成長したソレそのもの
コイツはずっと近くに居たんだ
作品:押井守 2.26トークショー「押井守戦争を語る」Howling in the Night パンフレット掲載
写真家/内田ヒロシ










