ジョン•ヒューストン(「アフリカの女王」) | 内田也子のブログ

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アメブロの映画カテゴリーに興味のある方ならば、ご存知の方が多いと思うのですが、ほぼ毎月「ワンダのシネマDEクイズ」というブログがあるのです。その6月のお題が

「ラストが驚きの映画」でした。

今回は投票型クイズですので、このクイズに多く投票した映画が当たりになるのですが、それと同時に「ブービー」作品を当てるクイズもあって、それは自分とあと他の誰かの二人だけが投票した作品が当たりになるのです。


これが、ほぼ運とタイミングだと思うのですけど、結構頭を悩ませる問題なのです。


私もいろいろ悩みました。笑

候補はたくさんあるのですが、私の他に一人くらい「驚きの映画」で投票する人がいそうな映画を考えるのです、、


それで、今回は実際自分で候補に考えた作品のラストが、本当に驚き!なのか?(姉から借りているDVDがあったので)確認してみました。





「アフリカの女王」


監督 ジョン•ヒューストン

1951年 アメリカ、イギリス 104分


出演 (チャーリー)ハンフリー•ボガート

(ローズ)キャサリン•ヘップバーン


キネマ旬報ムックより

第一次大戦下の東アフリカ。ドイツ皇帝の軍によって宣教所を焼かれ牧師である兄を殺された中年女性ローズは復讐を誓う。頼りとなるのは、おんぼろ蒸気船"アフリカの女王"号の船長チャーリーただ一人。教養があり、お高くとまったローズと、品のない現実主義者のチャーリーはことごとく衝突するが、幾多の困難を乗り越えながら川を下っていくうちに、思いもかけぬ恋愛感情が生まれる。そして‥‥。








これは、おんぼろ蒸気船でのロードムービーだったのですね。

意外なことに、映画「カサブランカ」などでニヒルな役のハンフリー•ボガートが、庶民的なおっさんを演じているこの作品でアカデミー賞主演男優賞を受賞しているのだそうです。


私が初めてこの映画を観たとき、第一次大戦の頃の東アフリカが、まだ本当にこのような生活をしていたのか?ということに驚きました。それに対してイギリス人のローズのドレス、帽子、日傘、そして、ティーポットやクッキーなどアフリカの原住民との文化の差が激しすぎました。


また、ハンフリー•ボガートのよれよれのおっさん役ですね〜えええ〜っと思いました。


そして、ラスト

こんなに驚きの結婚式を見たのは初めて!笑

最初この映画を観た私は本当に驚きました。笑




しかし、今回この映画を再鑑賞して、クイズ「驚きの映画」投票から却下したのは、1951年と古い映画であった事と、もう今の時代、このくらいの驚きではファールくらいだろうな〜と思ったからなのでした。


でも、清々しいラストでした♡


★ ★ ★  (川下りの特殊撮影も、この時代頑張ったのでは?そして、過酷な気候、伝染病、猛獣たちの中での苦難の撮影だったようです)