山下敦弘(映画「カラオケ行こ!」「リンダリンダリンダ」) | 内田也子のブログ

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久々早稲田松竹へ行きました。


まだ劇場上映している「カラオケ行こ!」と2005年の「リンダリンダリンダ」の2本立てです。

出来れば「天然コケッコー」も見たかったのですが、さすが続けて3本は自信が無くて諦めました。(翌日の腰痛が心配)


邦画はほとんど見ていない私ですので、今週の早稲田松竹特集が『山下敦弘監督特集』ですが、私は「オーバーフェンス」しかこの監督の作品は見ていません。(たぶん)




「カラオケ行こ!」


監督 山下敦弘

2024年 107分

出演 綾野剛、斎藤潤、吉根京子、北村一輝


早稲田松竹4月のラインアップより

合唱部長の聡実は、歌が上達したいヤクザの狂児にレッスンを頼まれる。気乗りしない聡実だったが次第に関係が変化し‥‥。

人気漫画を実写化した、コミカルで奇妙な友情物語。


Xの『紅』の英語の歌詞を大阪弁に訳したり、ヤクザの綾野剛が「ルビーの指輪」や「少年時代」やいろいろ歌うシーンは懐かしくもあり、下手からず上手からずで楽しめたし、一人映画クラブの古い映画の映像に、「なんだったっけ〜??」と記憶を手繰り寄せるのにも『君の瞳に乾杯』でしたが、、


主人公聡実が中3の受験生のはずが、ヤクザと行動を共にして平穏でいられるのか?突っ込まないお約束の映画ですが、ふ〜ん、と見ちゃいましたね。


あと、大阪弁はあんなカンジなのですか?

原作を知らないので、トボケた感じの綾野剛には違和感ありませんでした。


★ ★ (ふつう)





「リンダリンダリンダ」


監督 山下敦弘

2005年 114分

出演 ぺ•ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織、松山ケンイチ


早稲田松竹4月のラインアップより

高校生活最後の文化祭を控えた女子高校生が、ジャパニーズロックの伝統的存在ザ•ブルーハーツのコピーバンドに挑む。等身大の視点で彼女たちの青春を見つめた瑞々しい傑作。




この気の強そうな美少女は誰?と思って見ていましたが、香椎由宇だったのですね。(なぜか一人プールでの水着シーンもあり、不自然。笑)


20年くらい前の作品なので、松山ケンイチですら初々しい。笑

でも、ハツラツと良かったのは韓国からの留学生役のぺ•ドゥナですね〜。彼女はのちに是枝裕和監督の『空気人形』で日本アカデミー賞主演女優賞を獲っているのですね。


だらだらと、ちょっと長い〜と思いながら見ていましたが、それがこの時代の高校生の何気ない日常なのですよね。ラストへ盛り上がる「リンダリンダリンダ」や「終わらない歌」は、まさにがむしゃらな青春そのもの!ニクイですね〜〜


★ ★ ☆(将来の作品へ期待を込めて)




「天然コケッコー」も見たいですね〜♪