ビム•ベンダース(映画「PERFECT DAYS」) | 内田也子のブログ

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東京•渋谷区内17ヶ所の公共トイレを世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOILET プロジェクト」に賛同した(「パリ•テキサス」「ベルリン•天使の詩」などのドイツの名匠)ベンダースが、東京、渋谷の街、そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いた。



監督 ビム•ベンダース

脚本 ビム•ベンダース、高崎卓馬

2023年 日本 124分


もう、沢山の映画ファンが絶賛し、レビューしているので、私はサラリと感想を一言。


トイレの清掃員の男が送る、日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。(映画comより)


日々繰り返される日常を淡々と描いた作品であり、そこに飄々と暮らす平山(役所広司)の物語です。

家族や社会のしがらみから逃れ、淡々と暮らす平山の姿は、ある意味憧れの生活かも知れません。

さすがベンダース、とても美しい切り口で、スタイリッシュな映画だと思いました。


そして、さすが「THE TOILET プロジェクト」の依頼映画だけあって、渋谷の公共トイレのオシャレなこと!誰かが綺麗に掃除したトイレの仕上げをしているような平山。トイレットペーパーの補充とか、汚物の処理とか、ど〜しているの?と疑問は満載でしたが、この映画は、そんなことは問題にしていないのです。


確かに、ありふれた日常を平山のように生きることができたらいいなぁ、と思いました。


そして、チャラ男のタカシ(柄本時生)のウザさが良かった〜(笑)今の所、私の今年の助演男優賞候補です。(まだ今年2日目、笑)


ちょっと疲れた時には、また観たくなる映画かも知れません。


余談(新宿ピカデリーの女子トイレは、最初宇宙船に乗った気分になりました。笑)



★ ★



今年は新年早々大地震や、大事故が相次ぎ、切ない幕開けとなりました。一日も早い復興を願っています。そして生死を分けたのは何だったのか?を教えて欲しいと思いました。(関東でも30年以内に大地震は必ず来ると言われ続けています)


新年早々職場では、インフルエンザとコロナのダブル流行で、発熱者が続出状態でアタフタ。


それでも、今年もまた

どうぞよろしくお願いします。ね、