監督 ビム•ベンダース
脚本 ビム•ベンダース、高崎卓馬
2023年 日本 124分
もう、沢山の映画ファンが絶賛し、レビューしているので、私はサラリと感想を一言。
トイレの清掃員の男が送る、日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。(映画comより)
日々繰り返される日常を淡々と描いた作品であり、そこに飄々と暮らす平山(役所広司)の物語です。
家族や社会のしがらみから逃れ、淡々と暮らす平山の姿は、ある意味憧れの生活かも知れません。
さすがベンダース、とても美しい切り口で、スタイリッシュな映画だと思いました。
そして、さすが「THE TOILET プロジェクト」の依頼映画だけあって、渋谷の公共トイレのオシャレなこと!誰かが綺麗に掃除したトイレの仕上げをしているような平山。トイレットペーパーの補充とか、汚物の処理とか、ど〜しているの?と疑問は満載でしたが、この映画は、そんなことは問題にしていないのです。
確かに、ありふれた日常を平山のように生きることができたらいいなぁ、と思いました。
そして、チャラ男のタカシ(柄本時生)のウザさが良かった〜(笑)今の所、私の今年の助演男優賞候補です。(まだ今年2日目、笑)
ちょっと疲れた時には、また観たくなる映画かも知れません。
余談(新宿ピカデリーの女子トイレは、最初宇宙船に乗った気分になりました。笑)
★ ★ ★
今年は新年早々大地震や、大事故が相次ぎ、切ない幕開けとなりました。一日も早い復興を願っています。そして生死を分けたのは何だったのか?を教えて欲しいと思いました。(関東でも30年以内に大地震は必ず来ると言われ続けています)
新年早々職場では、インフルエンザとコロナのダブル流行で、発熱者が続出状態でアタフタ。
それでも、今年もまた
どうぞよろしくお願いします。ね、