ミスター女子プロレス神取忍 生誕50周年記念大会 | 内田祥文のKeep Hope Alive♪
2014-10-11 14:28:49

ミスター女子プロレス神取忍 生誕50周年記念大会

テーマ:プロレス
神取忍10.11両国大会

とてもいいものを見させてもらいました♪


大会の詳細については以下リンクよりお読み頂ければと思います。

こちら
と、
こちら


僕の方は写真を載せながらの感想などを♪

まずは今大会の主催者である神取忍が挨拶。
このリングにいる面々、まさにレジェンド・・・。
神取50周年大会

神取、自ら生誕50周年を祝うイベントということで会場の雰囲気はこんな感じでした。
神取50周年大会

ライブコーナーやお祝いの映像メッセージなども交えつつ進んでいきました♪

歌い手の中のひとりに長与千種。
神取50周年大会

他の出演者に比べてもその存在感、スター性は別格でしたよね。
プロレス会場、リングというものがある以上、この人に勝てる歌い手はいなかったでしょう。
それぐらい凄かったです、興奮しました♪
神取50周年大会

神取と親交があるという城之内早苗もゲストで。
本当は歌手になるより女子プロレスラーになりたかったとかで、
元ビューティ・ペアのマキ上田さんとともに「かけめぐる青春」を熱唱。
よほど嬉しかったのか大喜びしてましたよ♪
神取50周年大会

こちらはサンプラザ中野くん。
なぜ?という感覚だったけど、ヒット曲2曲を熱唱♪
しかし、その存在感も長与には及ばず・・・。
神取50周年大会

さぁ、メインイベント!

神取忍&ダンプ松本&藤原喜明 vs 長与千種&堀田祐美子&天龍源一郎

これはね、神取だからこそ組めた黄金カードですよ。
この日はこのメインだけを見に来たんです、正直なところ。
それぐらい凄いカードでした。

男子である天龍と藤原組長はメインの入場ロードをあえて通らず、
サラッと入場してました。

さて、ダンプ率いる「極悪同盟」です。
これもねぇー、ブル中野を引き連れての凄い面々ですよ。
神取50周年大会

そしてこの日限りの復活、長与千種。
本当は引退しているから出るつもりはなかったらしいけど、このメインイベントは
ファン投票によって決められたんですね。
その第一位が「神取対長与」とのことで、ファンと神取の気持ちを汲んでの復活。
この入場も大声援でした。
神取50周年大会

そして神取忍。
神取50周年大会

メインの6人がリングに上がると「君が代」をSHOW-YAの寺田恵子が独唱。
厳かな雰囲気に。
神取50周年大会

青コーナー
この強烈な顔触れ。
神取50周年大会

赤コーナー
こちらも強烈。
ダンプの竹刀がね、もうトレードマークですよね。
神取50周年大会

この紙テープ。
これぞ女子プロって感じです。
女子プロはこうでなきゃ!って思わせますよね。
神取50周年大会

長与とダンプ。
「極悪同盟」は揃って来てたから、ライオネス飛鳥がいれば「クラッシュ・ギャルズ」
だったんですけどねぇ~。
この二人の対決だけでもメインディッシュでしょう、超贅沢です。
神取50周年大会

やっぱり「極悪同盟」、セコンドのブルが介入し、ダンプにフォークを渡して
長与を血だるまに。
流血させなきゃ「極悪」じゃないよってことでしょう。
神取50周年大会

前半は「極悪同盟」のやりたい放題。
ダンプは味方の神取にまでフォーク攻撃で流血させてました。
もうね、カオス状態のリングでしたよね。
神取50周年大会

さぁ、天龍対神取に!
かつて天龍にボコボコにされたシーンを思い出させるような天龍のグーパンチ炸裂!
しかしこの後、神取はダンプの竹刀を手に取り、天龍をボコボコに。
10年以上かけての復讐劇。
神取50周年大会

長与対神取!
ファンはこれが一番見たかった!
この二人のコンタクトにはやはり他のレスラーとは違う興奮がありますよね。
それだけ歴史があるということで。
神取50周年大会

長与がサソリ固めを決めて終わるかと思いきや、それを切り返してからの
神取のスリーパーでレフリーストップ。

神取の勝利でした♪

最後は神取がマイクで挨拶。
あとはノーサイドで長与もマイクで神取に感謝と50才おめでとうと。
二人とも50才とのことで、やっぱり女子プロレスを盛り上げていきたいという気持ち、
これからも夢を追い続けていきたいという思いが一緒で通じ合うものが感じ取れました。
神取50周年大会

両国の売店コーナーは広いのですが、メイン終了後にはほとんどの選手が
自分のグッズコーナーに登場してファンと交流していましたが、長与の人気が
凄すぎて・・・。
その長与が撤退して少し落ち着きました。

横顔のダンプ。
押しかけるファンに「危ないから押すんじゃーねー!」と自ら観客整理を。
実はいい人(笑)
神取50周年大会


「週刊プロレス」でも読んでて、このイベントは興味あったんですよね。
で、たまたまチケットもらって。

本当にいい大会でした。
見れて良かったです。

一緒に行った友人が、
「女子プロレスってひとつにならないんですかね~、もったいないなぁ」と。

まったくの同感でした。
これだけのレスラーがいるのに、それが各団体でバラバラに出てるんですよね。
もちろんお互いの利害関係もあるだろうし、昔の名前だけでやっていけるほど
甘くはない世界というのも分かります。
昔の人たちだけじゃダメで若いレスラーも育てていかなきゃいけないしね。

これは男子の団体にも言えることなんですが、職業として夢を与える、憧れにもなる
ということになると、やはりどこかでまとまる部分も大事だと思うんですよね。

身長や体重制限を設けてしまうとそれだけで夢を断たれてしまう部分もあるから
難しいとは思いますが、そこはいろいろと工夫をしていくとかね。

あの会場にいたプロレスファンは、きっとプロレスの持つ力、可能性を感じたと思うのです。
だからこそ先の友人の言葉になると思うんですよね、もったいないなと。

これは今回主催の神取忍や長与千種などがどうしていくか・・・。

今現役でバリバリやっていて、“両横綱”といわれる高橋奈苗や
長与の後継者でもある里村明衣子にしても、
悲しいかな引退している長与の存在感にはかないません。

男子もね、馬場、猪木の威光っていまだにありますからね。

これはどの業界でもそうだと思いますが、一度沈んだ太陽をもう一度蘇らせる作業って
本当に大変なことだと思います。

けど、固定ファンがまだ全国にいる間に何とかならないのかなぁと痛切に感じたイベント
でもありましたよね。