12回目を迎えた北区花火会。今年のテーマは昨年と同じく「RED×BLUE SPARKLE GATE」。
今年も川口側へと向かう。有料席も値上がりしており、昨年のイス席4,400円は5,500円になってしまった。撮影席も13,200円に値上げ。代わりに今年は赤羽側と同じく自由席のファンゾーンが設定されたので、今回はそこにした(3,300円)。
荒川左岸に沿って会場へ向かう。川口市の夕方の防災無線は「遠き山に日は落ちて」(「家路」ともいう)。ただし凄く短いアレンジがなされている。会場近くの自転車を所定の場所に置く。昨年は無料席は新荒川大橋の上流側のみだったが、今回は下流側にも設定されている。橋に邪魔されないし、何だ、ここでいいじゃん、と思いつつ、有料席へと向かう。
新設された新荒川大橋下流の無料席
有料エリアへ入る。昨年同様椅子席が並んでいるが、昨年は4列だったに対し今年は3列。昨年は開催当日まで空きがあったし、多少減らしたのだろう。その土手の斜面が「ファンゾーン」。芝生でもない草地を除草しただけなので敷き物必須。
ファンゾーン。対岸の青水門手前の中州が打ち上げ場所
昨年同様、ドローンショーから始まる。担当はドローンショーではお馴染みのレッドクリフ社。
ドローンショーより、不死鳥。昨年も不死鳥あったね
タイトル画面
タイトル画面が表示されている状態でカウントダウンなく突然花火が上がった。花火担当は今年もマルゴー。第1幕「RED&BLUE PROGRESS MIX」、第2幕「北区観光10周年記念ストーリー花火 See the Light」、第3幕「第8回 北区芸術花火博覧会」、第4幕「グランドフィナーレ ~PROGRESS~」の4部構成。
昨年は川口側は音響なしだったが、今年はこちらもスピーカーが設置されている。防災無線で使われるようなラッパ型のスピーカーで、お世辞にも音質はいいとは言えない。特に第2幕のストーリー花火は何を言ってるのかほとんど分からない状態であった。
8:17からの10組は芸術玉(敬称略)
プリズム(秋田・小松忠信)
ダイヤノユビワ(愛知・磯谷尚孝)
昇曲付 錦芯星入錦冠花車(東京・小勝康平)
昇曲付 天空のユートピア(秋田・今野義和)
昇朴付 幻想イルミネーション(茨城・野村陽一)
昇朴付 月下美人(長野・藤原信雄)
昇朴付 白青交互牡丹(茨城・山﨑智弘)
昇小花 芯入五色染分 ダリア(東京・細谷圭二)
昇朴付 幻想花(長野・那須野大)
芯入り グラデーション(山梨・齊木智徳)
フィナーレで再びドローンのタイトル画面が現れた。フィナーレでドローンが出てくる演出は初めて見た。
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自転車置き場まで戻るのに30分くらい掛った。会場から出るのに一苦労なのはどの会場も同じ。今年は雨の心配もなくほどよい気温で風も心地よく吹いており、花火大会としては最高の気象条件での開催であった。



