北区花火会も、3年ぶりに戻ってきた。
晴れ予報だったのにどんより空。雨降るなよと思いつつ現地へ向かう。夕方になって少し日が差すようになる。曇り空だが視界はよく、荒川の土手から富士山が見えている。
手前の煙突は光が丘清掃工場
埼玉南部は北風が吹いているので、風向きが変わらなければ左岸は風上になり都合よい。しかし羽田へ降りる旅客機は南向きなので、東京南部は南風が吹いているようだ(飛行機は離着陸とも必ず向かい風になるように滑走路の向きを合わせる)。
今回も左岸の川口側で撮影。18時開始と繰り上がっているので、17時少し前には現地に着くようにした。今年の会場は無料席がなく協賛者以外は入れないので、左岸側が混むかなと思ったが例年通りであった。三脚で場所取りした上で、やや下流の足立農業公園までトイレに行ってくる。
左岸はまったり
会場の様子を見てみる。今回は上記のように協賛者しか入れないので、これ本当に花火大会の会場かと思うくらい閑散としている。
打ち上げ現場。筒が何か所かに設置されており、花火師が打ち合わせ中
協賛席らしき場所。1時間前だけどこんなガラガラ。土手上にも椅子が並んでいる
普段無料席のところは立ち入り禁止
日没近い時間になって太陽が出てきた。羽田発着の旅客機も北向きに離陸するようになったので、都内全域とも北寄りの風になった模様。夕方の防災無線のチャイムが聞こえる。北区「夕焼け小焼け」(川越市10~3月と同じ音源)、川口市「赤とんぼ」であった。日が暮れると冷え込んでくる。昼間は暑かったが、厚着をしてきて正解であった。
夕日がきれいだ
その反対側では夕日に輝く東京スカイツリー®が美しい
今回は公式サイトにプログラムが全く公開されていない。会場で音楽が鳴り始める。協賛席のステージらしきところでライブが行われているらしく、レーザー光があちこちを照らす。その後、カウントダウンもなくいきなり花火が上がった。おいおい、18時からって書かれてるのにまだ18時になってないよ。オープニングは思い切り撮り損ねてしまった。
今回は音楽花火ばかりで曲と曲の間合いが長く、見ていて退屈な感じではあったが、それなりにいい玉も上がったので満足。単発は芸術玉のみであった。
イケブン社の花火は地上の仕掛けが凝っている
フィナーレは意外と呆気なく、え、もう終わり? って感じであった
動画は画角の都合で地上付近の仕掛けが余り写っていないがご了解を。芸術玉の部分は録音失敗したのでカメラで録音した音声(低音質)
帰りは下流へ向かい、鹿浜橋から環7通り。夜でも交通量が非常に多く自転車では余り走りたくない道だが、近場なこともあり20時前には帰宅できた。
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コロナ禍前に比べると規模縮小という感じは免れなかったが、北区花火会も帰ってきた。来年は他の都内の大会もいつものように開催できることを願う。
次の花火大会:川口花火大会(11月5日。今回のすぐ上流)