武蔵村山の花火に初めて行ってみた。
以前、西武園の花火が8月末まであった頃、多摩湖の向こうに花火が上がっているのは何度も見たが、近年西武園が山の日で花火を打ち切ってしまったので、現地まで出向いてみた。
夕方の狭山湖でひと休みして多摩湖自転車道を西へ向かう。途中でかたくりの湯方面へ分岐して坂を下ると会場。狭山湖から20分くらいか。交通整理の係に自転車置き場を聞いてみると南へ400mほど下ったところにあるとのこと。横田トンネル出口のところにある公園が自転車置き場になっていた。現地着は19時頃、既に満杯に近い。
空堀川上流の暗渠に沿って会場の野山北公園へ向かう。歩くと結構距離がある。かたくりの湯前で左へ曲がって少し歩くと会場に着く。
サッカー場1面程度の狭い運動場は満員。三脚を立てるスペースなど全くない。今回は一脚で来てよかった。席の最後尾に立ち見できるような場所があったのでそこに陣取る。前方にはステージが組まれている。以前から野山北公園の運動場が会場だと知ってはいたが、谷間の狭い運動場のどこで花火を上げるのだろう。
ここの花火は毎年西暦に合わせた玉数が上げられており、本来なら今年は2019発なのだが、今回は平成31年と令和元年に因んで3101発のスペシャル版(昨年は40周年記念で4000発ともっと凄かったそうだ)。カウントダウンとともに花火が始まる。同時にステージでは地元バンドによるジャズライブが始まる。これは計算に入れてなかった。花火は会場正面の山の中から上がっている。最大5号玉くらいか。多摩湖自転車道の折り返し点にある「かぶと橋」から少し山中に入った下記の辺りだ。こんなところで打ち上げて山火事とか大丈夫なのかな? まぁ、実行委員長の挨拶で40年無事故だと言っていたから大丈夫なのだろう。
最後の曲はジャズライブの定番「イン・ザ・ムード」。こりゃまさに「こうのす花火大会」のラスト『鳳凰乱舞』のミニ版だね。でもスターマインが1回上がっただけで花火側が先に終わってしまう。この辺りもう少し連携が取れるといい感じかも。
一脚なので手振れが激しいがご容赦を。
帰りは横田トンネルが既に閉まっていたので(ここのトンネルは夜間閉鎖)、青梅街道経由。久米川駅近くを経由して滝山団地へ。同団地では「滝山・前沢 みんなの夏祭り」が終わったところで後片付けが行われていた。