鶴ヶ島市にある新所沢変電所から南川越変電所へと結んでいた南川越線が廃止された。現地の案内によると建設より58年が経過し老朽化が目立つ一方、近年の電力系統の発達により経路を変更することで南川越線を使うことなく安定供給が可能になったためとのこと。
同案内図によると電線撤去が10月から既に始まっており来年3月まで、ほとんどの鉄塔は19年1月～6月に取り壊されるが、8、10、13、15、21、30、31、32、38各号は19年12月～20年3月の取り壊し予定。変更になる場合があるとのこと。
この路線が廃止されると、南川越変電所への給電は電源開発の只見幹線のみということになる（同変電所は電源開発の所有）。他に地下路線があるかも知れないが、庶民には知る術がない。
37号は今年に入ってから赤白に塗装替えしたばかりなのに（※こちら）
35号も今年になってから中光度航空障害灯が設置され、これでピカピカ仲間が増えたと思った矢先に……（※こちら）
南川越変電所前の最終鉄塔38号。既にフェンスで覆われている