曇天時々小雨の中、鬼伝説がある大江山に向かいました。
天気が生憎なので、登山はやめて「日本の鬼の交流博物館」に行きました。
沿道のあちこちで鬼がお出迎え。
「山椒大夫」の屋敷跡、鬼の足跡、源頼光腰掛け足の案内板も。
鬼とはなんぞや?
日本の鬼交流博物館
前には高さ5mの鬼瓦
世界中にも鬼伝説、面などあります。
ナマハゲなどは怖いけど、子供の守神みたいですよね。
さて、大江山 酒呑童子という鬼退治のお話は、時は平安。
一条天皇(光る君に、の時代)の勅命により源頼光(頼朝、義経のご先祖)と配下の五名(その中に金太郎のモデルの坂田金時も)が、大和朝廷に従わず豪族の姫たちをかどわかしたり強盗を働いていた酒呑童子の一味を討伐にやって来ました。(酒呑童子の一の子分 茨木童子は大阪出身)
山伏に変装して酒呑童子一味を探索する頼光一行。
みごと酒呑童子の首を切り落として成敗しました。
鬼とは朝廷に従わない反逆者、
天然痘や、タタラ(製鉄所)の職人が火傷などで異形になった者、
霊的な存在で悪も善もある、
ものすごく強い者に感じる畏怖など、必ずしもネガティブなだけではないそうな。
小高い丘の上に酒呑童子、茨木童子、星熊童子のモニュメント
大江山を下って舞鶴しへ向かいます。
由良川沿いには森鴎外の小説「安寿と厨子王」で知られる像があります。
鬼滅の刃の禰津子像ではないですよ。
鴎外の碑
かどわかされて山椒大夫に売られた安寿姫が潮汲みをさせられていた由良の浜
宮津市にやって来ました。
この夏、海に行く予定ある?
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