宿を取った湯谷温泉からJR飯田線に乗って秘境駅巡りに行く予定でした。
早めに駅で待っていたのですが、やって来た列車は既に乗客で一杯だったので諦めました。
そんな場合もあるかと、B案の鳳来寺山ハイキングに変更しました。
まず山頂駐車場に車を停めました。
ここからでも、かなり良い景色です。
まず鳳来山東照宮にお参りました。
家光公が思い立ち、4代将軍家綱の時代に出来ました。
歩いて十分ほどで鳳来寺東照宮に着きました。
本殿には家康公の鎧兜。
手前の黄色い三角錐は寅童子。
江戸時代初期の建築様式。
享保二十年と刻まれた古い灯篭もありました。
この狛犬さん、たてがみが無くて口元も微笑んで見えます。
子犬かな。
東照宮から歩いて5分で鳳来寺
湯谷温泉を発見して広めた利修仙人が飛鳥時代に開山しました。
江戸時代初期が最盛期で沢山の宿坊があったそうです。
左奥の方に行くと沢山の古い仏様がありました。
ユニークなのはペアになっている事。
矢印の崖っぷちには、この辺りに生息しているコノハズクが彫ってありました。
愛知県の県鳥でもあります。
鐘楼
洞窟に利修仙人
奥の院を目指して黄緑の→を上ります。
10分位は急な階段が続きます。我慢。
その後はガレ場や木の根っこがいっぱいな山道です。
スリルのある崩れそうな木道も沢山ありました。
こんな歩きやすいところもあります。
東海道自然歩道の一部です。
葉緑素を持たないギンリョウソウをみつけました。
またの名をユウレイタケ。
鳳来寺山から岩の出っ張りのような瑠璃山へ。
ここまで50分。中々スリルあるハイキングです。
あちこちに展望が開け、度胸試しののぞきも出来ます。
帰りは天狗岩経由オレンジ色の→で東照宮まで戻って来ました。
片道1時間弱なので、私にほどよい行程でした。
土産物屋で買った鳳来麩。
この辺りに生息するモリアオガエルの卵に見立てた柔らかい麩です。
帰宅してから、教わった通りに底に楊枝で穴をあけて味噌汁に入れていただきました。
麩とモチの間のような面白い食感でした。
味噌はカクキューの見学会でもらった赤味噌を使用しました。
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