こんにちは。
先週サボってしまったADCHです。
今、「孫子」に関する本を読んでいるのですが、読めば読むほどビジネスに、いえ、人生に必要な考え方だと実感します。
特に、有名な「彼を知りて己を知れば、百戦して殆(あや)うからず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし。」(敵を知り、自分自身の力を把握していれば百戦しても大丈夫。相手のことはよく知らないけれども、自分のことだけは把握している場合の結果は勝ったり負けたりする。相手も自分も知らず、行き当たりばったりで事を進めると、戦う度に危険な目に合う。)という言葉には、誰しも思い当たる節があるのではないでしょうか。
試験、人間関係、商談、あらゆる場面でこの言葉は生きてきます![]()
行き当たりばったりの行動をしている人は論外ですが、ちゃんと考えて行動しているのに「うまくいかない」と感じている人も多いのではないでしょうか。
実は、そういう方の行動はまさに「彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。」なパターンが多いように思います。
自分の思いが強ければ強いほど、「なぜわかってくれない」と思ってしまいがちですが、相手の立場に立って考えると、自分が思うほど大したことじゃないというケースがほとんどなんですよね。。。
自分の思いを大切にすることは大事ですが、もっと広い視野で、相手のことを考えてみる。
それは、孫子が想定しているような相手と戦う場合はもちろん、友好的な関係を築く上でもとても大切なことのように感じます。
などと、エラそうなことを言っても、なかなか、どうして。。。言うは易し、行うは難し![]()
精進せねばと思う今日この頃です![]()