ドル・円の値動きがイマイチですね。158円台に入っても上値は重く、その一方で157円台では下値も堅いです。ユーロが弱く、ユーロ円が弱い通貨同士の綱引きとなり、値動きが悪くなっていることが、ドル円の値動きにも影響しているようです。
ただ、それでもドル円は下値を切り上げています。他のクロス円をみると、昨日RBA理事会で政策金利は据え置いてものの、タカ派的な声明があった豪ドルは上昇し、豪ドル円は、ついに105円台の乗せ、大台変わりとなりました。ポンド円も高値圏でもみ合いとなっており、いずれ上抜けるとみます。なお、現在の最強通貨スイス・円は178円台まで水準を引き上げており、青天井の感もあります。
日銀の利上げ観測や国債買入額の減額、そして高値圏にあることから、円買いの考えもできますが、いまの値動きやスワップを考えると、基本は円売りではないでしょうか。ドル円の押しがあれば拾っておきたいです。ドル円は昨日まで値動きは大きくありませんが、4日連続陽線、そろそろ押しがあってもよさそうです。今日は、米国市場が休場なので、大きな値動きとなる可能性が低いですが、157円台半ばあたりがあれば試し買いを考えています。