来週の予定(2024/6/2~)・・・米ISM景況感、ECB理事会、米雇用統計、etc. | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

今週は木曜日の東京時間に円買いの場面があり、ドル・円、クロス円、ともに久しぶりに下落する場面がありました。クロス円は一方通行となっている通貨が目立ちます。そろそろ調整場面が訪れるかと思いきや、30日の欧州時間からは再び円売りでした。
 

31日も4月のPCEコアデフレータが市場予想を下回ったことから米債金利が低下し、156.56付近まで下落しましたが、その後は再び買われ、157.29付近での引けとなっています。週足も陽線引けです。円売りの流れが収まりません。
 

そういえば、政府は公務員年金など100兆円規模の公的マネーを積極運用に回すそうです。GPIFのように、リスク性の高い資産への投資やリスク管理の損切りができるように体制を強化するとのことです。

GPIFにならうということは、恐らく、運用資産のうち50%は海外投資される(海外債券と海外株式を25%ずつ)のでしょう。円安に懸念を示しながら、円安を助長しています。これでは、なかなか円安は収まらないでしょうね。
 

さて、来週はいよいよ6月相場に突入です。米ISM景況感、ECB理事会、米雇用統計など注目イベントが目白押しです。ドルがやや弱含むなか円売りが進めば、クロス円は一段高となりそうです。

詳細は以下をご覧く頂ければ幸いです。
FOREX NOTE PREMIUM 2024 
 

6月2日からの一週間の主な政治経済イベント

—【03日】—————————————————————
中国財新製造業購買担当景気指数(PMI)(5月)
トルコ消費者物価指数(5月)
トルコ生産者物価指数(5月)
米ISM製造業景況指数(5月)
米建設支出(4月)


—【04日】—————————————————————
豪経常収支(1Q)
スイス消費者物価指数(5月)
独雇用統計(5月)
南アGDP(1Q)
米JOLT求人件数(4月)
米製造業受注(4月)
米耐久財受注(4月)

 

—【05日】—————————————————————
豪GDP(1Q)
仏鉱工業生産指数(4月)
ユーロ圏生産者物価指数(4月)
米MBA住宅ローン申請指数(抵当銀行協会)
米ADP雇用統計(5月)
カナダ銀行政策金利(カナダ銀行)
米ISM非製造業景況指数(5月)

マックレム加中銀(BOC)総裁 記者会見


—【06日】—————————————————————
中村日銀(BOJ)審議委員 札幌市金融経済懇談会における挨拶
豪貿易収支(4月)
スイス雇用統計(5月)
独製造業受注指数(4月)
ユーロ圏小売売上高指数(4月)
南ア経常収支(1Q)
ECB政策金利(ECB)
カナダ貿易収支(4月)
米新規失業保険申請件数(労働省)
米非農業部門労働生産性指数(1Q)
米貿易収支(4月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 記者会見

カナダIvey購買部協会指数(5月)


—【07日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査(4月)
中国貿易収支(5月)
日本景気動向指数(4月)
独鉱工業生産指数(4月)
独貿易収支(4月)
仏経常収支(4月)
仏貿易収支(4月)
ナーゲル独連銀総裁 講演
ホルツマン・オーストリア中銀総裁 講演
ユーロ圏GDP(1Q)
カナダ雇用統計(5月)
米雇用統計(5月


※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php