今週もお疲れ様でした。介入により大荒れとなった相場も、落ち着きを取り戻せば、再び円安となっています。しかし、ドル円の買い意欲は強いですね。木曜日に4月29日の高値160.17円から5月3日の安値151.86円までの下落のほぼ半値戻しとなる156円目前で切り返さたので、金曜日はさすがに売りが先行するかと思ったのですが、売られたのは東京序盤だけで、その後はしっかりとなりました。
介入効果も今週月曜から上昇したのをみると、数日しかなかったことになります。こうなると、円安の流れを止めるのは、日銀頼りになりそうです。ただ、積極的に利上げができるのか・・・。そう考えると、4月19日の160.17円が今回のドル高・円安局面の高値ではないように気がしています。
さて、来週ですが、15日の4月の米消費者物価指数が発表されます。2022年10月からドル安・円高となった際、介入よりも米消費者物価指数が大きなきっかけになりました。相場を大きく動かすのはファンダメンタルズの変化とポジションの偏りです。CFTC建玉明細をみると、前週比では円の売り越しが大きく減少していますが、依然といて高水準にあります。今週の値動きをみると、円売りが再び増加している可能性があります。米消費者物価指数には、注意しておきたいです。
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2024年版から為替手帳のB5判を発売することになりました。かねており判型の大きいものが欲しいとの声があり、今回、パンローリング様のご協力により、急遽作成する運びとなりました。12月15日から発売を開始しております。
詳細は以下をご覧く頂ければ幸いです。
FOREX NOTE PREMIUM 2024
5月12日からの一週間の主な政治経済イベント
—【12日】—————————————————————
リトアニア大統領選挙
—【13日】—————————————————————
トルコ経常収支（3月）
独経常収支（3月）
メスター米クリーブランド地区連銀総裁 討論会参加
ジョルダン・スイス国立銀行（SNB）総裁 講演
—【14日】—————————————————————
独消費者物価指数（4月）
英雇用統計（4月）
スイス生産者・輸入価格（4月）
独ＺＥＷ景況感指数（5月）
南ア雇用統計（1Q）
カナダ卸売売上高（3月）
米生産者物価指数（4月）
パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長、クノット・オランダ中銀総裁 講演
オーストラリア連邦政府予算案発表
米大統領予備選挙（メリーランド州、ネブラスカ州、ウェストバージニア州）
—【15日】—————————————————————
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
仏消費者物価指数（4月）
ユーロ圏ＧＤＰ改定値（1Q）
ユーロ圏鉱工業生産指数（3月）
南ア小売売上高（3月）
米ＭＢＡ住宅ローン申請指数
カナダ製造業出荷（3月）
米ＮＹ連銀製造業景気指数（5月）
米消費者物価指数（4月）
米小売売上高（4月）
バーナンキ米連邦準備理事会（FRB）元議長 議会証言（英中銀）
カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁 講演
米対米証券投資（3月）
休場：香港
—【16日】—————————————————————
日本ＧＤＰ1次速報（1Q）
豪雇用統計（4月）
日本鉱工業生産指数（3月）
米住宅着工・許可件数（4月）
パネッタ・イタリア中銀総裁 講演
パブロ・エルナンデス・デコス・スペイン中銀総裁 講演
グリーン英金融政策委員会（MPC）委員 講演
ナーゲル・独連銀総裁 講演
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
米フィラデルフィア連銀景況指数（5月）
米輸入価格指数（4月）
米新規失業保険申請件数
米鉱工業生産・設備稼働率（4月）
—【17日】—————————————————————
ＮＺ生産者物価指数－投入高（1Q）
中国鉱工業生産指数（4月）
中国小売売上高（4月）
香港ＧＤＰ（1Q）
ユーロ圏消費者物価指数（4月）
米景気先行指数（4月）
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁 講演
メスター米クリーブランド地区連銀総裁 あいさつ
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演
※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php