<4月25日のポイント>為替介入は日銀金融政策決定会合後? | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

ついに155円台に乗せてきましたね。先週発表されたCFTC建玉明細をみると、円は、16万5619枚のネットショート(円の売り越し)、一方、FX会社の売買比率をみると、ドル円の売り(円買い)が7割を超えている会社が多い。個人のドル円のショートが踏まされる形になっていそうです。神田&鈴木のコンビ、あれだか口先介入しておいて、実際には動かない。なんだかなぁ~。
 

さて、ここまで介入しないとなると、メディアで騒がれているように、明日の日銀金融政策決定会合後、特に2022年10月の介入時のように総裁会見後などが怪しくなってきます。今日の午後の値動きをみると、なんだか神経質になっており、レートチェックの噂や、まとまったドル売りが出るだけでも、大きく動きそうです。介入による下落ではなく、ポジションの偏りから調整となった方が、相場としては健全ですけどね。

また、

きょうは日経平均株価が2.16%、TOPIXが1.74%とともに下落しました。メタの下落や冴えない決算などが背景にあるのでしょうが、円安でこれだけ下げるのは、ちょっと気持ち悪い。相場の潮目が変わってきているのかもしれませんね。
 

個人的には、円絡みの値動きをみていると、不気味な感じもするので、ポンドドルやユーロドルの戻り売りを考えています。ポンドドルは、いいところまで戻ってきたように感じているのですが・・・、どうでしょうかね。
 

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