来週の予定(2024/3/10~)・・・米消費者物価指数、米小売売上高、米ミシガン大消費者信頼感 | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

今週、ドル・円が2月13日から149-150円台のレンジからようやく放れとなりました。6日の終値が21日線を下回ったところで勝負がある程度あったのかなと思います。長いレンジが続いたあとのテクニカル的な変化、レンジブレイクは、比較的信用できます。
 

さて、来週ですが、雇用統計後のドル・円の戻りをみると、もう少し下攻めがありそうに思います。1月31日、2月1日の両日、146円前後で支持されているので、週明けの月曜日は146-148円前後のレンジとなりそうです。
 

材料的には12日に2月の米消費者物価指数の発表があり、このあたりがポイントになりそうです。146円を割ってくるようなら、143円台後半も考えておこうと思っています。
 

最近、日銀理事などの発言でも相場が動くので、市場に注目は日本の金利なのでしょう。3月19日の日銀金融政策決定会合までは、日銀関連の報道で右往左往しそうです。これまでも、マイナス金利解除を見込んで円高に振れてきましたが、ことごとくその期待は裏切られ、円安に戻っています。今回はどうでしょうね?
 

遅くても4月にはマイナス金利を解除するとみていますが、市場はすでに解除を織り込み始めており、その意味では、今度は事実で円が売られる可能性もありそうです。マイナス金利を解除しても、日米の金利はそれほど変わらないとなれば、また、円安が進む可能性があるかとみています。
 

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3月10日からの一週間の主な政治経済イベント

—【10日】—————————————————————
米・加夏時間に移行
ラマダン(~4月9日予定)


—【11日】—————————————————————
日本GDP2次速報値(4Q)
トルコ雇用統計(1月)
米大統領予算教書発表


—【12日】—————————————————————
独消費者物価指数(2月)
トルコ鉱工業生産指数(1月)
トルコ経常収支(1月)
英雇用統計(2月)
ホルツマン・オーストリア中銀総裁 講演
マン英金融政策委員会(MPC)委員 講演
米消費者物価指数(2月)
米大統領予備選挙(ジョージア州、ミシシッピ州、ワシントン州など)


—【13日】—————————————————————
英鉱工業生産指数(1月)
英製造業生産指数(1月)
英貿易収支(1月)
ユーロ圏鉱工業生産指数(1月)
米MBA住宅ローン申請指数
チポローネ・イタリア中銀総裁 講演
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁 講演
コンウェイNZ準備銀行(RBNZ)チーフエコノミスト 講演


—【14日】—————————————————————
スイス生産者・輸入価格(2月)
南ア製造業生産指数(1月)
シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事 講演
カナダ製造業出荷(1月)
米小売売上高(2月)
米生産者物価指数(2月)

米新規失業保険申請件数
独経常収支(1月)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 講演
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁 講演


—【15日】—————————————————————
仏消費者物価指数(2月)
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁 講演
カナダ卸売売上高(1月)
米NY連銀製造業景気指数(3月)
米輸入価格指数(2月)
米鉱工業生産・設備稼働率(2月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(3月)
レーン欧州中銀(ECB)専務理事(チーフエコノミスト) 講演
米大統領予備選挙(共和党:北マリアナ諸島)


—【16日】—————————————————————
米大統領予備選挙(共和党:グアム)


※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php