今週、株式市場、債券市場は元気にやっていましたが、為替市場はいまひとつでした。ドル円は、週間の値幅は2.04円とそこそこありましたが、週の始値が148.25、終値148.15ですから、週足は下ヒゲの長い十字線です。押し買い意欲が強いですが、上値も重くみえます。
また、もう少し細かくみれば、植田日銀総裁の会見時のように、146.66まで下落し、目先、下方向に動くとみせてから、148円台を回復、また、昨日のコアPCEコアデフレータ発表前後のように147.43に落ちてから買われるなど、往って来いとなる場面が多く、結構、傷んでいる投資家も多いように思います。
そのことも、値動きの悪さにつながっていそうです。ただ、金曜日に148円台に終わったのみると、まだ、目先は上で考えていいのではと思っています。149円台に乗せてくると面白くなりそうです。
さて、来週ですが、欧州のGDP速報値、米連邦公開市場委員会（FOMC）、英中銀金融政策委員会、米ISM製造業景況感指数、そして米雇用統計などイベント満載の一週間です。このところの米国の経済指標をみると、思いのほか米国の景気は堅調です。来週、これを確認する内容となれば、金利が上昇し、ドルが買われる可能性がありそうです。
「FOREXNOTE 2024 為替手帳」好評発売中です。
印刷コストの上昇により、値上げとなってしまい申し訳ございません。
2024年版もよろしくお願いいたします。
ご購入はこちらから↓↓↓
FOREX NOTE 2024 為替手帳 好評発売中！！！
また、2024年版から、為替手帳のB5判を発売することになりました。かねており判型の大きいものが欲しいとの声があり、今回、パンローリング様のご協力により、急遽作成する運びとなりました。12月15日から発売を開始しております。
詳細は以下をご覧く頂ければ幸いです。
FOREX NOTE PREMIUM 2024
1月28日からの一週間の主な政治経済イベント
—【28日】—————————————————————
フィンランド大統領選挙
—【29日】—————————————————————
ＮＺ貿易収支（12月）
デギンドス欧州中銀（ECB）副総裁 講演
—【30日】—————————————————————
日本雇用統計（12月）
日本有効求人倍率（12月）
豪小売売上高（12月）
仏ＧＤＰ速報値（4Q）
スイスＫＯＦ先行指数（1月）
独ＧＤＰ速報値（4Q）
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁 講演
ユーロ圏ＧＤＰ速報値（4Q）
バスレ・スロベニア中銀総裁 講演
米住宅価格指数（11月）
米Ｓ＆Ｐケースシラー住宅価格指数（11月）
米ＪＯＬＴ求人件数（12月）
米消費者信頼感指数（1月）
ナーゲル・独連銀総裁 講演
—【31日】—————————————————————
日銀金融政策決定会合主な意見（1月22・23日開催分）
日本小売業販売額（12月）
日本鉱工業生産指数（12月）
豪消費者物価指数（4Q）
豪消費者物価指数（12月）
中国製造業購買担当景気指数（ＰＭＩ）（1月）
トルコ貿易収支（12月）
スイス小売売上高（12月）
仏消費者物価指数（1月）
仏生産者物価指数（12月）
香港ＧＤＰ（4Q）
独雇用統計（1月）
米ＭＢＡ住宅ローン申請指数
南ア貿易収支（12月）
独消費者物価指数（1月）
米ＡＤＰ雇用統計（1月）
カナダＧＤＰ（11月）
米雇用コスト指数（4Q）
米シカゴ購買部協会景気指数（1月）
米ＦＯＭＣ
米ＦＲＢ議長記者会見
—【01日】—————————————————————
豪住宅建設許可件数（12月）
中国財新製造業購買担当景気指数（ＰＭＩ）（1月）
香港小売売上高（12月）
仏製造業ＰＭＩ確報値（1月）
独製造業ＰＭＩ確報値（1月）
ユーロ圏製造業ＰＭＩ確報値（1月）
英製造業ＰＭＩ確報値（1月）
ユーロ圏消費者物価指数（1月）
ユーロ圏雇用統計（12月）
レーン欧州中銀（ECB）専務理事（チーフエコノミスト） 講演
英政策金利
英金融政策報告
米非農業部門労働生産性指数（4Q）
米新規失業保険申請件数
米製造業ＰＭＩ確報値（1月）
米建設支出（12月）
米ＩＳＭ製造業景況指数（1月）
—【02日】—————————————————————
豪生産者物価指数（4Q）
仏鉱工業生産指数（12月）
センテノ・ポルトガル中銀総裁 講演
ピル英中銀（BOE）理事 講演
米雇用統計（1月）
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値（1月）
米製造業受注（12月）
米耐久財受注改定値（12月）
—【03日】—————————————————————
米大統領予備選挙（民主党：サウスカロライナ州）
※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php