産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
九月に入りましても
暑い日が続いていますが
明日 明後日は一雨来るようです。
少しほっとしたりもします。
新潟や山形にも
まとまった雨が降ることを願ってやみません。
ついに街路樹も枯れ始め… 8月最後も39℃超え! 雨を待つほか対策もなく 酷暑続く新潟市
北国は夏でも涼しい
というのは
もはや過去の話なのかもしれません。
昨日に鎮守さまに参拝しました時に
気になる事がありましたので
こちらに記しておきます。
それは参道の途中
随神門前の狛犬さまの頭を
私と同年代くらいの女性が
何度も撫でている姿がありました。
狛犬の頭を撫でる人
多いのかもしれません。
可愛いから思わず撫でたくなる
または
必ず撫でるようにしてる
このどちらかだと思うのですが
これはされないほうがいいです。
狛犬さまはただの石像ではなく
多くの場合で
中に眷属がおられます。
基本
神さまは怒りませんが
神さまに仕える眷属は
無礼があればけっこう怒ります。
眷属は参拝者の
一挙手一投足を見ていますし
それを判断し
報告する役目も担っています。
可愛い犬の頭を撫でるように
狛犬の頭を撫でますと
それは眷属の頭を撫でることにもなりますから
それは上から目線となり
たいへん失礼なのです。
可愛い狛犬などを見つけますと
撫でたくなる気持ちもわかるのですが
そこはグッと我慢
触らないようにしましょう。
狛犬によく
お賽銭のように小銭を乗せる人も
多いのですがこれもNG
やめておきましょう。
狛犬さまには軽く一礼し
心中でいいですから
「いつもありがとうございます」
「今日もありがたく参拝させていただきました」
と伝えますと
中に眷属がおられる場合は
感心して一目置いてもらえます。
神社参拝においては
御神木には触れない 抱きつかない
狛犬の頭はなでない 触れない 小銭を置かない
神域の小石などは持ち帰らない
これを守っていただければと願っています。
ご自身の参拝作法を磨きながら
神さまや眷属に感心される参拝を目指しましょう。