産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日も暖かな一日でした。
朝方
日光浴がてらに
近所に散歩に出かけたのですが
駅近くの
交差点のところに来ますと
角でバイクが倒れており
ライダーの女性が懸命に
バイクを起こそうとしていました。
事故ではなく
単独での立ちごけのようです。
小柄なその女性は
バイクを起こそうとするのですが
重くて起こすことができず
私は信号待ちをしていて
その様子を横断歩道の向かい側から
見ていたのでした。
驚いたのは女性の横を
何人もの男性が通り過ぎていく
ということ。
通勤へと向かうサラリーマンや
ガタイのいい若者もいましたが
横目では女性を見るのですが
誰一人として立ち止まらず
声をかける人も皆無でした。
私はその光景に唖然とします。
信号が青に変わり
すぐさま駆け寄った私は
「怪我はない？ 大丈夫？」
と確かめ
すぐにバイクを起こしました。
20代前半と思えるその女性は
満面の笑みで私に
「ありがとうございました。
助かりましたー
力が弱くて・・」
と
私に何度も頭をさげます。
バイクも大丈夫でしたので
笑顔で彼女を見送りました。
日本はレディーファーストの
文化が育っていないとはいえ
電車で目の前に女性が立っても
席を譲らない男性の多いこと。
今日も
「素通りはないだろう・・」
と
せつない気持ち
いえ
怒りに近い気持ちにかられます。
素通りした本人をとっつかまえて
「どうして助けてあげない」
と問いただせば
「急いでいたので」
という答えが
返ってきそうです。
もちろん
今日のような光景はたまたまであり
素通りしていったような人達は
ごく少数であることを願いますが
それにしても日本の男たちよ
あまりにも情けなくないか。
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