産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日は午前中から気温が上がり
とても暑い一日となりました。
処暑は過ぎましたが
まだまだ残暑が厳しくあります。
熱中症には注意されてください。
毎年のことですが
私は八月が空亡月ですので
事が思うように運びません。
それがわかっていますから
それを理解したうえで
対処・行動を起こしているわけですが
それでもこの月のブレーキ感には
ストレスを感じます。
九月も空亡月ですが
きついのは例年八月ですので
この辺りから
ペースが上がることを願います。
昨日8月25日は
7月8日に旅立った
家内の友人の四十九日でした。
彼女の御霊(みたま)も
新たな場所へと向かいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181204/17/ubusuna-jinja/a3/f0/j/o2272170414315126062.jpg?caw=800)
人間は亡くなりますと
四十九日の間は
現世にとどまり
多くの方々に挨拶しながら
自分の生涯を振り返ります。
そして五十日目になりますと
次の場所へと向かうわけですが
ここで百日目まで
さらに整え 準備することになります。
百日目以降は
行くべき霊界へと旅立ちますので
五十日目から百日目までは
現世とあの世との
中間地点に居る
といった感じでしょうか。
この期間に
御霊(みたま)は行くべき場所を
自ら決めるともいわれています。
霊界には
いろいろな層界があり
あの世に旅立った時に
あちらには裁判官のような人がいて
「あなたはこっち」
「あなたはあちら」
と
振り分けてくれるような
イメージがあるかもしれません。
実際のところはそうではなく
百日間の期間において
人生を振りかえった御霊は
この期間に
自ら行くべき場所を
決めるともいわれています。
中には決定権のない御霊も
あることでしょう。
もちろん
他の考え方もあるでしょうし
これが真実なのかは
実証のしようもありません。
そのときになれば
誰もが
わかることになるでしょう。
お身内の方などが
旅立たれた場合は
「一年間参拝に行っては駄目なのでしょうか?」
というご質問を
度々いただきます。
結論からいいますと
参拝を控えるのは
四十九日の間だけです。
五十日目以降は
むしろ早めに縁ある神社に参拝されて
「故人の御霊がより良き浄土へと
導かれますように」
と
お祈りされてください。
その祈りは
御霊にとって大きな後押しとなります。
よろしくお願い致します。
なお
ご自分の産土神社を知っておられ
参拝済みの人は
産土神(うぶすながみ)さまが付き添い
より良き浄土へと先導してくださる
ともいわれています。
産土神さまは
生まれた時から
現世だけでなく
死後までをも導いてくださる
ありがたい大神さまです。
ぜひしっかりと
絆を結んでおかれることを
願っています。
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