産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は朝からいいお天気です。
日本に神社が出来るずっと以前
古代の人たちは
山や川 岩や木 沼など
それらの全てを神として
拝んできました。
大自然=神
なわけです。
時代が流れて
その神さまを拝む場所が
建てられることになりました。
それが神社です。
神社も
どこへ建ててもいいわけではなく
古い神社などは
土地のピンポイントである
龍穴の上に建てられていることも
少なくありません。
現代では道路建設や
宅地増設などの影響をもろに受けて
神社が元の場所から
移転させられることも
多くありますが
本当はよくないのです。
移転によって
御力を発揮できなくなった神社が
多数あります。
鎮守の森の伐採や
縮小なども同様です。
創建時から移転がなく
それでいて
現在も豊かな鎮守の森が
保たれている神社が理想です。
移転がなくても
鎮守の森が伐採などによって
縮小してしまいますと
それに比例するように
神域のパワーはダウンすることになります。
神社では
社殿の豪華さよりも
鎮守の森が要(かなめ)なのです。
関係者の方々には
何としてでも
鎮守の森を守る努力を第一に
していただければと願ってやみません。
それが神社におわします神さまからの
切なる願いです。
私も鑑定中に
鑑定中の神社の神さまから
嘆きや
「そのことを伝えて欲しい」
と何度も何度も届きます。
その思いを受け取る度に
私も心が痛みます。
一度失われてしまった鎮守の森が
元に戻ることはありません。
自然破壊が
ピークまで進んでしまった前時代
これからの新たな時代は
大自然を大切にしていくことが
何よりも求められます。
ひとりひとりの意識が覚醒し
ここで自然破壊を食い止め
緑豊かな地球が復活することを
心から願っています。
明日は二十四節気の穀雨(こくう)です。
お時間のある方は
神社の鳥居をくぐりましょう。
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