久しぶりにお呼びがかかり | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


今日は二十四節気の大寒(だいかん)


寒さの絶頂を表す日ですが

東京は素晴らしいお天気に
恵まれました。

それほどきびしい寒さは感じません。


私は朝方に

脳裏に
こちらの神社の映像が浮かび

少し呼ばれている感も
ありました。


神社の神さまから
お呼びがかかることは
たまにあるのですが

遠い場所から
お呼びがかかっても困るのですが

今日のは同区内の近場ですので
参拝に行ってきました。


そういえば

昨年はただの一度も
お呼びがありませんでした。


世の中の状況のこともあり

神さまも
配慮してくださったのでしょうか。


江戸川区東瑞江に鎮座する
豊田神社さま。

昨年は来ていませんから
一昨年以来となりました。








元は神明社でしたが

明治期に豊田神社と
改称しています。


主祭神は

天照大御神さま
経津主命さまの二神


樹齢二百年を超える
欅の御神木が存在感を放ちます。








社殿前の石鳥居。







鳥居には

安永(あんえい)四年 乙未(きのとひつじ)

と記されています。







安永四年は1775年。

江戸期でも1800年代中頃

嘉永(かえい)や安政(あんせい)の鳥居は
時折見かけるのですが

1700年代の鳥居は
都内でも貴重と言えます。


東京の場合は
大正12年に関東大震災がありましたから

多くの古い石鳥居は
崩壊してしまっています。

それだけに
さらに貴重だということです。


1775年は
アメリカでは独立戦争が始まった年。

日本では前年の1774年に
杉田玄白が「解体新書」を刊行。

翌年の1776年には
平賀源内がエレキテルを完成しています。


江戸幕府では
10代将軍 家治(いえはる)のとき。

他にもこの時期には


田沼 意次(たぬまおきつぐ)

与謝 蕪村(よさぶそん)

伊能 忠敬(いのうただたか)


などの顔ぶれ。

葛飾 北斎(かつしかほくさい)は

まだ15歳のときです。


そう思いますとこの石鳥居は

チョンマゲ姿の侍を
たくさん見てきたことでしょう。

現在246歳。

妄想を膨らますだけで
楽しくなる私がいます。


神社は歴史そのもの。

皆さまも神社参拝では

古い狛犬や鳥居を
みかけられましたら

裏側にまわって年号を見て
楽しんでいただければと思います。

私もいつも
そうしています。


狛犬マニアや鳥居マニアの方々が
たいへん多いように

参拝では
そういう楽しみ方もあるということです。





    著書 2019年3月発売 10月現在3刷 飛鳥新社

 
   


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5日  小寒(しょうかん)

20日  大寒(だいかん)

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