明後日30日は 夏越の大祓 | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


東京は夜中から雨となりました。

朝方は
強い雨脚の音で目が覚めます。


6月も最後の日曜日。

明後日30日は

多くの神社で
夏越の大祓の神事が行われます。


夏越の神事は

元々は疫病退散を願って
始められました。

現代は

疫病などとは
ほとんど無縁のように過ごせていますが

コロナの影響で
私たちもそれを
実感する日々を与えられています。



遠い昔
旅の途中で宿が見つからずに困っている
旅人がいました。

とある村に

巨旦将来(こたんしょうらい)という
金持ちの弟と

蘇民将来(そみんしょうらい)という
貧しい暮らしをしている兄が住んでいました。

旅人は

「宿を貸してほしい」

と最初に弟に頼みます。

しかし弟の巨旦将来は
裕福な暮らしをしていたのに
断ってしまいます。


次に旅人は
兄に同じように頼みますと

兄の蘇民将来は
たいへん貧しい暮らしをしていましたが
旅人に宿を貸し
そして手厚くもてなしてくれました。

旅人はお礼に茅の輪を渡し


「もしも疫病が流行した時は
 この茅の輪を腰に付ければ逃れられるでしょう」


と伝えます。

その数年後
その地域で疫病が流行し

弟の巨旦の一族は1人の娘を残して
全滅しますが

茅の輪を腰に付けた
蘇民将来の家族だけは
全員助かりました。

その旅人こそが

「スサノオノミコト」でした。


このことが伝えられ発展し

現在の茅の輪と
神事になっています。



今年はコロナの影響で

一般の方々の参列を
見合わせる神社さまも多いでしょう。

それでも
神職の方々によって
神事はしっかりと行われますし

人形(ひとがた)は
社務所で受け付けてくだされます。


ぜひとも祓いを受けられて
心の平安を得

7月からの上半期を
迎えていただけたらと願っています。


7月に入りましても

「茅の輪」は
設置されたままの神社さまも
多いですから

ぜひともお時間のある方は
神社に行かれて

くぐっていただければと思います。







左 右 左

と三回。


くぐりながらこう唱えれば
なお良しです。


みなづきの なごしのはらえするひとは

ちとせのいのち のぶといふなり






    ◇著書 2019年3月発売 10月現在3刷 飛鳥新社

 
   


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2020年 7月の開運参拝日は

7日  小暑(しょうしょ)

22日  大暑(たいしょ)

になります。


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