産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は午前中から
思いがけず晴れました。
それだけで
心に豊かさが芽生えます。
本年も残すところ三週間あまり
やることが多く
焦りも感じております。
最近ブログやフェイスブックで
大嘗宮に見学に行かれた方々の
記事を目にします。
一般参観は8日に終了したのですが
宮内庁によると
11月21日からの18日間で
78万2千人の方々が訪れたようです。
大嘗宮は今後取り壊され
木材などは再利用されるそうです。
大嘗宮参観に７８万人
私も当初は
行く予定だったのですが
いろんな方のSNSを拝見するたび
あまりの人の多さと
伝わってくる雰囲気に
気持ちが萎えました。
現地ではほとんど撮影会となっており
その気に触れるのも
良しとしなかったので
結局は行くことを
やめることにしました。
行かれて良かった方々も
もちろんたくさんおられることでしょう。
お時間を作られて
行動を起こされたという事は
たいへん素晴らしいことと思います。
たとえ結果がどうであれ
得るものは必ずありますから。
天皇皇后両陛下のパレード
大嘗宮参観もそうですが
神社仏閣 そして観光地
とにかく写真を撮ることに
賢明な（必死な？）方々が
多すぎるように感じます。
これもスマホが普及して
高画質の写真が誰でも気軽に撮れる
ようになったからだと思うのですが
写真に残すことよりも
心に感じ
心に残すことを
選択していただければと願っています。
そうでなければ
ほんとうに勿体ないと思うのです。
せっかくその場まで
行かれたのですから
目いっぱい
感じていただきたいんです。
その上での
お写真ならばいいのですが
撮る事が最優先になってしまいますと
心に受け取れるものがわずかとなってしまいます。
今生を終えて
あちらの世界に行ったとき
肉体はなくなりましても
あなたの魂の感動や記憶は
しっかりと残ります。
写真やスマホは
持っていけません。
素敵な人生を振り返る意味でも
心に焼き付ける瞬間を
増やしていきたいものです。
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