産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
変わらず
いいお天気が続いている東京です。
風が強かったですね。
産土神社に初めて参拝されたとき
その感じ方は
ほんとうに人それぞれです。
懐かしい感じがしたり
幸せな気持ちに充たされたり
中には感極まる人さえおられます。
そういうお便りも
たくさん頂戴しています。
ですが対照的に
参拝されても
まったく何も感じない人もおられます。
期待が大きかった人は
落胆の思いさえされることでしょう。
そして
「ここが本当に 自分の産土神社なんだろうか・・・」
そういう思いにかられる場合もあるわけです。
ちなみにですが
私の場合も
自分の産土神社に初めて参拝したときには
とくに感動もおぼえませんでした。
それまでにも何度も参拝している
神社であったからでしょう。
とくに新鮮味もありませんし
心の高揚感はなかったと
記憶しています。
産土神社とわかってからは
ずいぶんと時が流れましたが
現在でも参拝しましても
感激する思いはありません。
あるのは
「ここに来れるだけで ありがたい」
という
感謝の思いのみです。
ですから産土さまでは
ただひたすらに感謝の思いを捧げます。
願い事もいっさい
産土神社ではしませんし
願い事があるときには
鎮守神社でするようにしています。
産土神社という場所は
あなたにとって
たったひとつのかけがえのない大切な神社です。
人それぞれに人生での役割があるように
産土神社で感じる感覚も
100人100通りといえるように感じます。
産土さまで感じる感覚も
時間と共に変化するかもしれませんし
変わらないかもしれません。
それでいいんです。
大切なのは
感じられるか 感じられないか ではなく
そこに行けるというだけで
心が感謝の思いに充たされる
生かされているということに
感謝の思いが沸きあがってくる
それを感じ
そのことに気付くことが
産土神社の役割ともいえるでしょう。
産土神社や鎮守神社での参拝は
あなたの心に
感謝の思いを育てます。
守護の神さまは
常にあなたと共におられます。
あなたがそれを
感じられる 感じられないに関わらず・・です。
素敵な参拝を続けていきましょう。
感謝の思いを
ただただ 捧げていきましょう。
