産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
夜中より風音が強く
現在も強い風が吹いています。
今回の台風では
東京は直接影響がなかったと思いますが
部屋でこの強風を感じていますと
自然の凄さに畏怖の念をおぼえます。
吹けば飛ぶような存在
というような言い方をするときがありますが
大自然の営みの前では
人間はまさに吹けば飛ぶような存在です。
あらゆることを
コントロールできるというところまで
文明の進化は近づいていると
錯覚もされがちですが
大自然をコントロールすることはかないません。
そこに思いを寄せることすら驕りですし
進化すれば進化するほど
ほんとうならば謙虚にならなければなりません。
謙虚さの中で
より一層 自然を大切に扱っていく
それが唯一の
大自然との共存の道だと感じます。
現代は一部の人たちをのぞいて
大自然との信頼が
薄れてきているといえるのでしょう。
自然からの反応が
それを物語っているように感じてなりません。
社会全体の方向性が
地球を大切にする
という道に導かれれば
本当の意味での
新たな次元の世界へと入っていくことになるでしょう。
星の生涯からしてみれば
人間の一度の人生など
一瞬にすぎませんが
塵も積もれば
の言葉のごとく
私たちには
大切な役割が与えられています。
人間それぞれに課せられている役割は
皆それぞれが違いますが
万人に与えられている
共通した役割は（使命ともいえますが）
地球を大切にする
というプロジェクトに
貢献することに他なりません。
各々がそこに意識を持ち
できる範囲で
行動を起こしていただければと願います。
神社に感謝の思いを捧げ
大切にするということも
それは立派な貢献と言えるでしょう。
