神社から神さまがいなくなる時 | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


あっという間に

9月も終わろうとしています。

明後日からは
10月を迎えることになります。

10月は神無月(かんなづき)

ここ数日
同様のご質問が届き始めています。

それは


「10月には神社には神さまはおられないのですか?」

「10月は参拝してもあまり意味がないのでしょうか?」


10月は

出雲では神在月(かみありづき)といいます。

旧暦の10月10日~16日までの間を
神在期間(かみありきかん)といい

日本中の八百万の神々(やおよろずのかみがみ)が
年に1度の会議のために出雲に集結されます。

それで出雲では神在月(かみありづき)といい
その他の地方では神無月(かんなづき)というわけです。

ですがこれは

日本中の神さまが
出雲に集まられるわけではありません。

日本中の神社から神さまがいなくなり
もぬけの殻状態になるわけではないんです。

例えるなら

地域を代表するような神社の神さまが
出雲に集結されて会議をされますので

日本中の
10何万社の神社の代表が
全て集まられるわけでもないんです。

ですので

神無月の10月には
神社から神さまが消えてしまわれるわけではありませんから

いつも通りに
参拝していただければと思います。

安心されてください。


もぬけの殻と言えば

これまでに一度だけ
神社でそのような経験をしたことがあります。

その日は3月10日で
私は本郷にいたのですが

たまたま東大の合格発表が行なわれていたものですから
興味本位でのぞきに行き

合格された受験生たちの
胴上げなどを堪能しながら

しばらく楽しんで
赤門を出ようとしたときでした。

そのとき私の胸の中にポーンと


「入学式は行なわれない」


というメッセージがやってきたんです。


「え・・どういうこと?」

「どうして入学式がなくなるの?」


と胸中で尋ねてみたのですが
返事はありませんでした。


その後は妙な感覚に包まれながら
歩いて数分のところにある
根津神社さまに参拝にいったのですが

いつもの気配がまったくありませんでした。

そのことは
以前のブログにも少し書いたのですが

どこまで書いていいものかと
少々迷ったりもしたものです。


その日の根津神社さまの気配は
ほんとうに異様ともいえ

例えるならば

神さまがすべて出払っていて
もぬけの殻

という感じでした。

宿直のおじさんがひとりで
留守番をされている・・

そんな感じだったでしょうか・・


「この異様な気配と
 東大の入学式が行なわれないというメッセージは
 何か繋がりがあるのかな・・」


と思いを巡らせたのですが

そのときの私には
答えにまでは到達できませんでした。

今の私でしたら
おそらく気付けたことでしょう。

この日は

2011年の3月10日でした。

はたして

次の日の3月11日には
東日本大震災が発生することになります。

まさに

嵐の前の静けさといえました。


メッセージ通りに

地震による深刻な状況を考慮されて

例年通りの武道館による
東大の入学式はとりやめとなります。


あの日3月10日には

根津神社さまの神さまが出払っておられたのは
間違いないだろうと今でも思います。

次の日に起こるたいへんな災害のことで

どこかで神々が集結されて
会議をされていたのかもしれません。

いえ

おそらくそうだったのでしょう。






プロフィール
産土神社鑑定

2017年 10月の開運参拝日は

8日  寒露(かんろ)

23日 霜降(そうこう)

になります。


縁(えにし)ある

神社の鳥居をくぐりましょう




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