産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は先ほど
かなり強く雨が降りました。
現在はほとんどやんでいるのですが
今夜は隅田川の花火大会です。
この花火大会は
雨になることが多いことでも有名ですが
多くの方々が楽しみにされています。
しっかりと雨があがるといいですね。
先日の個人面談コンサルでのこと。
この方は
コンサルが二度目だったのですが
最初のコンサルから二度目までの間で
ご提示した運気を上げるためのアクションを
忠実に行なわれてきました。
この間
約５ヶ月。
Wさんは運気もそれなりに上昇し
手応えは感じておられるのですが
ただ
突き抜けるような感覚は無く
ご本人もそれが感じたい所です。
それを得るには
これからどうすればいいでしょうか？
という二度目のコンサルです。
ご本人の了解を得て
こちらでも少し書かせていただきます。
私も
Wさんはアドバイスしたことをしっかりと
されておられるので
「もう少し抜けてもいいはず・・」
と感じます。
それで原因を探るために
お話をうかがっていくと
心の中に
大きな不満を抱えておられることが判明しました。
その不満とは
「見返り」の部分です。
運気をアップするアクションのひとつに
他人を応援する
どんどんお祝いする
というものがあるのですが
これは
ご自分の意思で心地良くすることにこそ意味があります。
そこにけっして
見返りを求めてはいけません。
求めてしまいますと
それはブレーキとなってしまいます。
例えば
このブログの読者登録ですが
私のブログは
ひと月に１００人くらいの読者登録があります。
ですがひと月後にも
登録していただいているのは１割くらいでしょうか。
残りの九割は
一週間から二週間くらいで
登録をやめられます。
それはなぜかといいますと
私はからはおかえしに登録に行かないからです。
（ほんとうに素敵なブログの場合は 私も読者登録します）
ほとんどの方々が
相互登録を希望されていて
相手からの登録が得られないと
自分からの登録もやめていかれます。
これは自分の読者数を増やしたいだけなのか
「登録したのに お礼のメッセージも相互登録も無い」
という思いからなのかもしれません。
ブログをされている
多くの方々が経験されているはずです。
これもいわゆる
見返り希望といえます。
話を戻します。
お話ししていく中で
Wさんの言葉の中には
「あれだけお祝いしてあげたのに
メールで一本 ありがとう だけでした。
これにはさすがに頭にきましたけど」
というものがありました。
他にも同様のことが
いくつかあったようです。
見返りとは
相手の反応そのものも意味します。
「これだけやってあげたのに」
「あれだけのプレゼントをあげたのに」
そこに相手からの反応が薄いですと
喜びが怒りに変化する人がおられます。
それでは意味がありませんし
運気も上がることはありません。
応援や お祝いというものは
「してあげる」
のではなく
「させていただく」
とう類いのものです。
それができる
機会を与えていただけているということに
感謝のお思いを見出さなければなりません。
そこに相手の反応などは無関係です。
あなたが心から祝った
応援した
という時点で
完了していると思いましょう。
祝う
というのは
祝っているあなた自身の心をも
祝うことになるんです。
そこに相手の反応の見返りなどを求めなくとも
あなたの尊い気持ちは
神さまがしっかりと受け取っておられます。
そしてそれは
いずれ大きなギフトとしてあなたの元へと帰ってきますから
そのときを楽しみにしていましょう。
