こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
7月も
残すところ三日ばかりとなりました。
私は仕事の合間に
他の方のブログも読ませていただくのですが
体調を崩されている人が
何人も見受けられました。
今の時期は
土用の毒出し期間ですので
それも仕方のないこと。
むしろこれは
身体の正常な反応と捉えて
喜ぶべきものともいえるでしょう。
身体を大切にする
と言いましても
その大切の仕方は
人それぞれといえます。
禁煙する
深酒をやめる
適度な運動を始める
暴飲暴食を慎む
よく寝る
怒らない
身体を冷やさない
添加物だらけの物を食べない
腹式呼吸にする
よく笑う
書いていけば
いくらでも出てきそうです。
きりがありません。
俳優の片岡鶴太郎さんは
起床してから外出するまでに
7時間を要するそうです。
例えば
午前10時に仕事に出かける場合
午前3時に
起床されるとのこと。
元々普段から
3時くらいに起きられているそうですが
起きてから
みっちり自分のルーティーンに取り組まれる。
それを全てこなすのに要する時間が
7時間だそうです。
片岡鶴太郎さんは俳優で現在も活躍されていますが
画家やヨーギとしての活動も
有名です。
身体は昔の面影がないくらいに
絞られていて
小柄な方とはいえ
体重は40キロ台とのこと。
服を脱がれたその身体は
ヨーギそのものの趣きです。
食事も一日一回で
修行僧のような食事内容ともいえます。
いまだに
一日三食を勧めるお医者さまも多いのですが
日本人が一日三食になったのは
まだ歴史も浅いです。
西洋的な食べ物も増え
食べ過ぎるようになってから
本来不要な病気にも
多くの方々が見舞われるようになってしまっています。
食べすぎは
免疫力も低下させます。
片岡さんのように
究極の健康法は一般的には無理がありますが
やはり身体を大切にするということは
万人にとって共通して要求されることです。
「好きな酒をがんがん飲んで 食いたいもん食って
それで病気になっても後悔はない」
そういう豪快な生き方を
軸とされている大人も多いですから
それはそれでいいでしょう。
(人生を謳歌する・・と言う意味ではアリです)
ですが確実にひとつ言えることなのですが
自分を大切にしない人間を
神仏は守護しにくい
という側面があるということです。
大切にしない
ということには
身体を大切にしない
ということも もちろん含まれています。
あなたの身体は
たとえどのような状況であったとしても
神さまからの授かり物です。
今世を旅立つときまで
丁寧に扱い
そしてできるだけ綺麗な状態で
お返しするのが礼儀というものでしょう。
例えば
ご近所さんから
何かお皿に乗った食べ物を頂いたら
返すときには
御礼の言葉と共にお皿も綺麗に洗うでしょう。
それと同じです。
汚れたままのお皿を返す人はいません。
人間には
避けられない病気というものは
確かに存在しています。
どのような人格者であろうとも
すごく丁寧な生活をしていようとも
病気になるときにはなります。
それは今世に与えられた課題(役割)
ともいえるものですから
避けることはできません。
ですがそれと
身体を好き放題にしていい
ということとは違います。
大切に扱うという思いは
全てに共通。
身体を
他人を
自然を
地球を
自分自身を
大切に扱っていきましょう。
なかなか難しい部分もありますが
その意識を育てていくことは
人間としてやるべきことだと感じています。