こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は午後三時頃でしたか
一時的ですが昨日と同じように雨となり
雷も鳴り響きました。
私はその音を聞きながら
天が梅雨の終わりを告げる
太鼓のように感じます。
人間は
多かれ少なかれ
願いをたずさえて
生きているわけですが
その願いというのも淡雪のようなもので
捉えどころがありません。
強く願いを持ち続ける人もおられますが
強く願い続ければ
その願いは叶うかといえば
けっしてそうではありません。
逆に
願いが成就されることから
遠のくともいえます。
例えば
「お金が欲しい 欲しい」
と願い続けることは
「自分にはお金がない」
ということを
すり込み続けることになりますから
潜在意識は
この「ない」という状態を
ずっと維持し続けようとする性質があります。
「望めば望むほど 願いは叶わない」
と言われるのはそのためで
ですので潜在意識を活用する
願望実現の本などでは
「すでにその願いが叶っている状態を思い描きなさい」
「達成形で言葉にしなさい」
と伝えています。
ノートに書くことも
これに順じます。
それでも願いが
中々叶わない人がおられるのが現実です。
その一番大きな原因は
心の幸福感が足りないからだと
私は思っています。
望む願いが叶えば
思いっきり幸せ感に満たされる・・
たしかにそうなのですが
それも今のあなたの心の中に
種火となるような幸せ感がありませんと
大きな炎とは育ちません。
日頃から
さりげない日々の生活に感謝ができる人が
ささやかな夢 願いなどを
早く叶えていかれるのはそのためです。
ハードルの高い
大きな願いを叶えたいのならば
あなたの心の在りかた 受け皿を
広く豊かに育てていきましょう。
生活と共にある
縁ある神社参拝での感謝の祈りは
種火となる灯りを
しっかりと育ててくれます。
参拝は地道なようですが
時が経てば最も近道であったことに気づけることでしょう。
聖路加国際病院の名誉院長であった
日野原重明(ひのはらしげあき)先生が
本日旅立たれました。
105歳でした。
心から
ご冥福をお祈り致します。