産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
本日は
二十四節気の小満（しょうまん）でした。
夜中は
私の暮らしている地域では
嵐となりました。
台風並みの雨が窓にたたきつけ
雷も鳴り響き
近くに落ちた雷では
地響きがしたほどです。
そのような強烈な祓いがあって
今朝は台風一過のような清々しさでした。
街はピカピカで
空気の味が高原のようです。
私は断食明けで
五感が冴えていますから
なおさらその違いを
受けとることが出来ました。
参拝に行きますと
境内は想像通りの清らかさです。
今日という日のために
大自然の神々が
お祓いをしてくださったわけです。
今日
参拝に行かれた方は
格別の心地良さを味わった方々も
多くおられたことでしょう。
境内にしばらくたたずみ
深呼吸をすれば
酸素カプセルに一時間入るよりも
効果があったはずです。
大自然の営みは
ときとして人間には
過酷で絶望すら与えますが
今日のように
無償で与えてくださっているわけです。
どちらもが
大自然の姿そのものであり
私たちはそこに
常に感謝の思いが感じられるかを問われています。
良い事があれば
喜び 感謝し
都合の悪いことが起これば
恨み 憤慨する
この二つのパターンを
日常で行き来する人が多すぎると感じます。
良き事も 悪きことも
喜びも 悲しみも
全てはあなたの心の成長のために
用意された経験です。
辛きことも
あなたが「自身の成長のため」
とありがたく受けとれば
あなたは日常生活において
不平不満から解放されます。
大自然の中に身を置くとき
「自分の悩みなんて ちっぽけな物」
と感じられる人がたくさんいます。
今日の神社の境内では
そんな思いに充たされた人もいることでしょう。
本日はなかなかの
特別な二十四節気だったと思います。
私たちは今をしっかり生きて
与えられた役割を果たしていきましょう。
