産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今朝
富山に住んでおられる方より
お便りをいただきました。
この方は
日頃からしっかりと産土神社（うぶすなじんじゃ）参拝を
されておられるのですが
「雪が深くなり 参拝に行けなくなりました」
とのことでした。
雪国では
もうそういう時期だということなんですね。
東京で暮らしていますと
雪の実感はありませんから
私はお便りを読ませていただきながら
富山の奥深いところに鎮座されている神社に
思いを馳せていました。
日本はほんとうに
小さな国ですが
それでも
たった数百キロ離れただけで
別世界だということですね。
雪の中を
家族のために
愛する人のために
多くの人が
参拝に行かれていることでしょう。
神社の参道は今日も
願いを抱えた人たちの思いを
受けとめています。
神社参拝の本質は
感謝の思いを奉げることにあります。
それでは
参拝でお願い事をしてはいけないのか
といえば
決してそうではありません。
神さまの御力をどうしても
お借りしたいという思いで
神社の鳥居をくぐられる人も多いです。
家族の事や病気平癒の願い
良縁・・
いろいろな思いを抱えて
人は神社へと足を運びます。
そのような
切なる願い事があるときは
祈願は自分に縁（えにし）ある神社で
行なうことが大切です。
産土神社（うぶすなじんじゃ）や
鎮守神社（ちんじゅじんじゃ）参拝は
自分や家族の守護力強化や
開運を呼び込むだけでなく
祈願場所としても
もっとも適した神社になります。
個人的な願い事は
ご自身担当の神さまにお伝えするのが
本筋なんです。
産土神社や鎮守神社では
あなたの担当の神さまゆえに
あなたの願い事を親身になって聞いてくださいます。
縁（えにし）ある神さまは
あなたの日頃の行いや
参拝におけるあなたの心の状態は
全て見通されておられます。
ですが
現世におけるあなたの切なる願望などは
詳しくは知ってはおられません。
それだけにあなたは
しっかりとお伝えする必要があります。
まるでカウンセラーに話すように
しっかりとお伝えしましょう。
それができる神社は唯一
産土神社と鎮守神社だということです。
産土神社 鎮守神社での参拝では
日頃の感謝をお伝えし
神社のご開運をお祈りし
その上で個人的なお願い事を
詳しくお伝えします。
そして詳しくお伝えする時には
「なにとぞお願いします！」
という神頼みだけではなく
自分がこれからとるべき行動を
最大限の努力を
惜しまない事を宣言します。
これが神さまに伝える
決意表明です。
ご自分担当の神さまの前で
決意表明するわけですから
これはもう
何が何でもやるしかありません。
やらなければ
神さまを欺くことになってしまうので
あなた自身も
最高に気合が入ることでしょう。
そして宣言したとおりに
行動をおこして努力をすれば
そのあなたの姿を見て
守護の神さまが最大限の後押しをくださいます。
神社参拝において祈願する
願望を叶えるというのは
これがあるべき姿です。
神さまに全て丸投げでは
追い風が吹くことは無いと思いましょう。
切なる願い事
叶えたい夢があるならば
産土神社や鎮守神社に参拝されてください。
あなた担当の神さまが
話をしっかりと聞いてくだされることでしょう。
