産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日で１０月も
最後の日となりました。
昨日の朝刊の記事です。
地球上で生きる
人間 野生の生き物にとって
森林は欠かせないものです。
地球上の熱帯林は
アマゾン流域 南米 コンゴ川流域が
大部分を占めます。
その熱帯林が
この地区だけで
年間
日本の国土の５分の１ほどが
消失していっています。
それは
５年間で
日本の国土と同じ面積の森林が
地球上から消えていることを意味します。
これだけの森林を伐採するわけですから
多くの人間が現地で働いているわけです。
その人間の食料をまかなうために
現地の動物達が
タンパク源として狩られています。
これらは森林だけでなく
生態系の破壊にも確実に影響をあたえます。
そして森林破壊
生態系への打撃に歯止めがかかる兆しは
現在のところまったくないとのことです。
ならばどうすればこれらの
愚かな行為を止めることができるかですが
私はもう
止められないと思っています。
行き着くところまでいって
人間は失ったものの代償のあまりの大きさに
呆然とする日が
やがてやってくるのでしょう。
そのときに
「過去のどこかで 何とか食い止める手はなかったのか・・」
などど後悔してみても
時すでに遅しです。
地球上における
人間の数は飛躍的に増えましたが
それと比例するように
年間すごい種類の生き物達が
地球上から姿を消していっています。
かつて地球は
生命あふれる星だったでしょう。
それは銀河系の中でも
稀有な存在だったかもしれません。
ですが今や
瀕死の状態に近づきつつあるといえます。
今現在 生かされている人間は
まだそれほど切羽詰った時期では
ないものですから
危機感がなさ過ぎるんです。
確かに
まだ数百年くらいは
大丈夫なのかもしれません。
私たちや
私たちの家族には
大きな影響は
出ないかもしれません。
ですが地球の単位で考えれば
数百年など一瞬です。
それほどに危機的な状況にあると
いえるでしょう。
現在の世界を動かしているといえる
政治に携わっておられる方々が
今のこの状況を見て
「地球のことを第一に考えていこう」
と決断されるとは
到底思えないですから
私たちは
次の世代の子供たちに
自然を大切にしていく尊さを
伝えていかなければならないと思っています。
それにはまず
大人である私たちの心が
育っていなければなりません。
身近な神仏を尊び
日々の生活で縁ある神社に足を運ぶという行いは
私たちの心に
生かされている感謝と
大自然の神々にたいする感謝の思いを
育てていってくれます。
日本には
神社や聖地と呼ばれる場所が
多数存在していますから
ほんとうに恵まれた国といえるでしょう。
