こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日は
重陽(ちょうよう)の節句です。
東京は午前中から
気持ちよく晴れました。
全米オープンの決勝
錦織選手は優勝には手が届きませんでしたが
素晴らしかったです。
「勝ってとうぜん」
「ぜったいに 勝ってくれるにちがいない」
そのような空気に充たされている中
素人目に見ても
準決勝で見られた躍動感は影をひそめ
緊張と重圧で身体が動かないのが
痛々しいほど伝わってきました。
もし決勝の相手がフェデラー選手だったなら
「負けてもともと」
という挑戦者の思いで
伸び伸びと戦う姿が
見られたかもしれません。
ですが勝負事に
「たられば」はなく
これも錦織選手が
さらなる飛躍を遂げる上で
超えていかなければならない
ハードルといえるのでしょう。
錦織選手の試合後のインタビューが
とても素直で清々しかったです。
「ここまで硬くなったのは久しぶり。試合に入り込めなかった」
「勝てるというのが少し見えたのがよくなかった。
勝たなきゃいけないというプレッシャーがあった」
「(試合中)ずっと迷走している感じだった。
全く先が見えなかった。
正直、フェデラーの方がやりやすかったかもしれない」
「決勝まで胸が苦しく寝付けなかった。
これが当然、としていかないといけない」
「簡単には言えないが、また決勝へ戻って来たい。
優勝を目指してやっていきたい」
女子スキージャンプで
無敵の強さを誇る高梨沙羅(たかなしさら)さんも
ソチオリンピックでは
表彰台に上ることが叶いませんでした。
国の期待を一身に背負うという重圧は
当人にしかわからないことでしょう。
ほんとうに
想像を絶するプレッシャーが
襲いかかるのだと思います。
今回の全米オープンでは
日本中の人が
錦織選手から
素晴らしい感動を与えられました。
思いがひとつになるという奇跡を
あらためて確認することができたわけです。
このことを
活かしていかなければなりません。
サッカーのワールドカップ
スキーのジャンプ
今回の全米オープン
スポーツの素晴らしいところは
何千万という人間の思いがひとつになれること。
そのときのエネルギーには
計り知れないものがあります。
自然を大切にするという思いも
ひとつになれば
日本も 世界も
変わることは難しいことではないんです。
今夜は満月ですね。
それもスーパームーン。
昨夜の十五夜は拝めませんでしたが
今夜は見れるのではと思っています。
スーパームーンが十五夜の翌日というのは
珍しいのではないでしょうか・・
夜空を見上げて
月光浴を楽しみましょう。