産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
日本は今
テニスの錦織圭選手の話題で一色です。
日本人として初めて
全米オープンの決勝へと駒を進めた錦織選手。
錦織選手が試合中に着ている
ユニクロのテニスウェアは完売状態。
そして明日の決勝の放送は
地上波の放送がなく
WOWOWが放映権を持っています。
そのためにWOWOW加入の申し込みが殺到し
パンク状態だそうです。
世間の空気では
錦織選手が準決勝で
世界一位のジョコビッチ選手を破ったことにより
もはやいけいけ状態で
「優勝はもらったも同然」
というような空気が多く
流れています。
テレビや紙面でも
そのような発信が多くされています。
ですが私は
決勝はかなり不利だと感じています。
準決勝でフェデラー選手が勝ちあがってくれば
錦織選手が間違いなく優勝すると
感じていましたが
そのフェデラー選手を
チリッチ選手がストレートで破ったわけです。
この大会は主要なポイントで
ランキング下位の選手が上位の選手を
打ち破るという流れが出来あがり
そしてそれが育ってきました。
決勝の相手がフェデラー選手ならば最高の形でしたが
錦織選手はランキングが１１位。
相手のチリッチ選手は１６位と
錦織選手が上位になります。
チリッチ選手は
過去０勝５敗のフェデラー選手に勝ち
錦織選手にも
過去２勝５敗と負け越しています。
ここに今大会の流れの
不安を感じずにはいられません。
そこで錦織選手のことを
少し調べてみました。
錦織圭選手は
島根県松江市の出身なのですね。
知りませんでした。
錦織選手は中学までを
松江市で過ごします。
松江市というのは
宍道湖をはさんで反対側に
出雲市があるわけです。
錦織という姓も
出雲市に多く集中しています。
出雲市にはご存知の通り
出雲大社が鎮座されています。
錦織選手は松江市時代
乃木小学校、開星中学校に通学されるのですが
その両校の近くに
売豆紀神社（めづきじんじゃ）が鎮座されています。
売豆紀神社さまは式内社であり
創建はそうとうに古い神社とされています。
そして古来より
朝廷の尊崇がとても厚い神社でした。
売豆紀神社さまには
合殿神として
伊勢宮（御祭神：天照大御神・豊受大御神・倭媛命）
が祀られています。
ときの松平直政公が大坂在陣の時に
伊勢神宮に戦勝を祈願され、
戦功あってその後に
報謝のため伊勢神宮の御分霊をいただかれ
「伊勢宮」を創建されました（現在の伊勢宮町）。
しかしながら明治７年（１８７４年）雑賀町大火の際に延焼し、
明治１０年いったん雑賀町本丁に移転造営
次いで明治３２年に売豆紀神社に合殿となります。
売豆紀神社さまには
遥拝所も設けられました。
上記のことを
私も昨日知ったのですが
何が言いたいかといいますと
錦織圭選手は
テニスを始められた幼少期時代より
出雲大社の大神さまと
伊勢の大神さまよりの
大いなる御神徳と
追い風を受けながらこられているということです。
そしてこの度
皆さんも知っておられるように
伊勢と出雲では
遷宮（せんぐう）が行われました。
多大なる神風が
錦織選手にもたらされていると感じます。
神々が
錦織選手を通して
日本だけにとどまらず世界に
大きなメッセージを伝えているとも感じます。
さて、どうでしょうか・・・
昨日までは
「決勝は かなり分が悪いな・・」
と思っていましたが
出雲と伊勢の神々が
総動員で応援してくださるならば
日本中が歓喜に包まれる結果となるかもしれません。
もちろん私も
それを強く願ってやみません。
決勝は
明日の朝六時からです。
今からどきどきしています。
