産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は昼前あたりから風が強くなり
雨が降り始めています。
先ほどニュースを見ていましたら
三重県新宮市では熊野川の一部が氾濫して
浸水の被害が拡大しているようです。
これ以上大きな被害となりませんよう
お祈りしています。
私は今日 明日の二日間は
仕事を離れて束の間の休日です。
溜まってしまっている
頂いた御礼のメールの返信などを
朝から書かせていただいています。
昨日は
自宅で出来る簡単な
お祓いの方法を書かせていただきました。
古神道の行法や祝詞などは
それこそたくさんあるのですが
ブログにおいては
あまりマニアックなものや
難しいものは書く事ができません。
私も
どこまで書いていいのか・・
どこまでお知らせしていいのか・・
と悩んだりもするのですが
ブログは誰もが目にする事が
できますから
やはり基本的には
基礎的なことしかお伝えする事ができません。
産土神社参拝などもされていない人が
上級と言える祝詞を唱えたり
行法を行う事は
かえって逆効果になる場合もあります。
祝詞も行法も
まずはしっかりと御自身の縁ある神仏との
絆を深め育ててから
段階を踏まれていったほうがいいわけです。
最初は産土神社 鎮守神社参拝を通して
基礎体力を養い
そして自身の土台をしっかりと作る事が先決です。
今日は昨日に続き
自分で出来る簡単なお祓いの方法
第二弾です。
息吹祓い（いぶきばらい）
といいます。
まずは肩の力を抜いて
自然体で立ちます。
そして両肩を上げて
ストーンと下に落とします。
これを数回。
頭も数回
ゆっくりと回転させます。
それが終わりましたら
これは立ったままでもできるのですが
初心者の方は
座ったほうがいいでしょう。
胡坐（あぐら）を組むか
正座をして座ります。
そして口を軽くすぼめて
口からゆっくりと息を吐いていきます。
この時に
全身に溜まっている邪気を
一緒に吐き出すとイメージすることが大切です。
口から邪気や老廃物が
グレー色の息となって出て行くのを
しっかりとイメージしましょう。
吐き始めましたら
お腹をどんどん凹ましていきます。
いわゆる
腹式呼吸ですね。
吐ききったら
鼻から息（神気）を吸って（３～４秒で）
お腹を膨らまします。
そして３～５秒間息をとめ
全身に神気を行き渡らせます。
そしてまた
ゆっくりと口から息を吐いていく。
これの繰り返しです。
これを１０回ほど行います。
目は
開いていても閉じていても
どちらでもいいのですが
閉じて行いますと
終わった後に目を開けたとき、
視界がスッキリとするので心地良く
お勧めです。
この息吹祓いは
やり方は通常の腹式呼吸と同じといえますが
それに
邪気などがしっかりと出て行くイメージをするのが
大切な部分といえます。
参拝や行法などは続けていきますと
どんどんと質が上がります。
イメージ力が
養われるからなんですね。
息吹祓いは皆さんに
日常的に続けて欲しいといえる行法です。
呼吸力も上がり
健康にもとてもいいですから
ぜひともトライされてみてください。
