2015年
「受けた恩は10倍にして返す。仇は100倍にして返す」というのを人生のモットーとしております。
おかげさまで、ネパール人の親友ができました。
ぜひとも今回お世話になったお礼をしたいと申し上げました。
なぜなら、外国で逮捕・勾留されて1週間か2週間帰国が遅れれば、それは10万や20万円の金銭的損失以上のものです。
ましてや個人塾経営者が最近塾が閉まってるけどどうなったんだろうか?
どうも外国で逮捕されたらしいよ。
なんて話になれば即失業です。
海外旅行!行くのは簡単だが帰ってくる方が大変である!
お金がいくらかかっても構わないからお礼がしたいと申し上げました。
そうすると、夢の国日本に行ってみたいとおっしゃいました。
日本のように自由に海外に行ける国というのは珍しく、ネパールから日本に来るのは、日本人の推薦状・身元引受人が必要とのこと。
その身元引受人になってほしいということで、日本への航空券の手配と身元引受人の申請は、在ネパール日本大使館に行って申請しました。
所得証明や、戸籍謄本とか、いろいろな書類が必要です。しかしながら、在ネパール大使館に行くのも、非常に勉強になりました。
海外の日本大使館に入ったのは初めてでした。館内に貼られているポスターやパンフレットなどを見て、非常に勉強になりました。日本で報道されてないことがたくさん書いてありました。
その時に、印鑑が必要であることに気づきました。
在外公館に行くのに印鑑が必要なのです。ところが、私は印鑑を持っていたのです。
まさか、海外に行くのに印鑑が必要だとは思いませんでした。
パック旅行についての良くない側面はこのブログで述べている通りですが、何しろ、ある意味,命の恩人ともいえる存在です。
なぜならば、ネパールで出国できなければ、あるいは賄賂を要求されれば、これは日本大使館でもどうしようもないことです。
日本大使館は海外では捜査権を持たないし、裁判に対し意見を言うこともできない。
あくまでもアドバイスしてくれるだけのこと。
となればどれだけのお金がかかることか。そう思えば、航空券を手配してプレゼントすることぐらいは、当たり前のことだと思っております。
だから非常にありがたい人間関係を作ることができました。
彼の自宅にも案内していただきましたし、信頼のおける人であり、将来ネパールの国会議員ぐらいになる人であると思っております。
だから、スカイプで連絡を取りながら、日本に来られることを楽しみにしておりました。
そして非常に勉強になったと感謝しているわけです。
禍を転じて福と為すという言葉通り、海外からネパール人を個人的に身元引受人になってきていただくことは、大変勉強になりました。
もちろん無条件に引き受けるわけじゃありません。
一体どういう条件が保証人に要求されるのか、どこまでの責任が生じるのか。
こういうことを全部調査したうえで招待しているわけです。
そしてジャパンレイルパスや日本における外国人の滞在における保険、これも調べました。
なおジャパンレイルパスというのは、外国のお客さんが日本のJRを利用するのに極めて便利なディスカウントチケットです。もちろん日本人は買うことができません。
ただ鉄道のないネパールの人にこのことを説明するのは大変難しかったです。(・ネパールには山岳鉄道の小さなものはあります。)
そしてカトマンズ市内のホテルのオーナーというのはわかっているわけですから、日本に来たら様々なホテルを可能な限り紹介しようと案内しました。
カプセルホテルというのは海外にはあまりないようで、一部の海外の方には非常にクールかつ合理的に見えることも知っていました。
ですから、カプセルホテルやユースホステル、中級の温泉付バジェットホテル、日本旅館、こういったところに案内しました。
もちろん滞在中ずっと同行しているわけではありませんから、ネパール人の友人のところにも滞在されたようです。
さて、関西国際空港に到着されることがわかっていましたので、ここは私の趣味ですが、以前述べましたように、関空から船で神戸までご一緒しました。
神戸に温泉付きの少し珍しいバジェットホテルがあります。
その船でご案内するときに、船酔いは大丈夫かとお聞きしたところ、船に乗るのは生まれて初めてなので分からない、ということでした。これもいい体験でしたね。
そしてそのあと、船で関空から神戸に行き、そこで特殊な無人鉄道システムに乗って神戸の三宮に出るわけです(ポートライナー)。これも非常に興味深かったようです。
もちろん何かあれば私が対処するということで(それが身元引受人ですから)、ずっと一緒にいたわけではありません。ただ、本当に日本はアジアで最も先進国であり、自然の美しい国であるとのことです。これは外交辞令ではなく、本当のことだと思います。
また、こういう話がありました。
ぜひとも日本に来た以上は、富士山に登ってみたいとおっしゃったものですから、もちろんそれは自由だが、富士山に登る際には十分注意してくださいねと、富士山に登る際は事故のないように情報を収集し、監督官庁等に届けてから登ってくださいと申し上げました。
要らないおせっかいとは、このことであります。
その方は、一つのライセンスカードを見せてくださいました。
もともとネパールというのは、ヒマラヤが観光の中心であり、山岳国家でもあります。
そこで見せていただいたのは、3000mを超えてヒマラヤをガイドする特別なガイドの資格証でした。
ネパール政府公認です。
カトマンズでずっと話していて初めて知ったのですが、プロフェッショナルとしてヒマラヤのガイドも可能なのです。超一流の登山家だったのです。
恐れ入りましたと申し上げるしかありませんでした。
2020年8月追加






