ちょっと前になりますが、障害者として利用できるサービスを受けてみようと思ったことがありました。

 

実際行ってみると、私、思いっきり浮いていました。

私世代が0%=受講したことがないというお話でしたが、お試し期間に課題を受けて本受講するか決めるという内容でしたので、お試ししてきました。

 

そのお試し期間の課題ですが、「今まで誰も終わったことないので、ご安心を。」

 

???

 

安心できませんよね。私だけかな~と課題をぽつぽつやっている中で、本受講の方が自身の疾患が何ですと、大声は発表していたのです。

 

あり得~~~ん!

 

そもそもですが、精神疾患を公言できること事態に驚きを感じました。

 

特に私の様なPTSDの人間が人前で言えますか?

言ったらどうなるか何年もこの疾患で悩んで苦しんできましたので、そんなことしたらおそらく今でもフラッシュバックして1カ月は軽く〇ねます。

 

支援者の方には自分の疾患名をそのサービスを受けるため…

性被害にあったことがある方で、異性と狭い個室で話せますか?

 

仕事なら必死で我慢、大丈夫と頭の中で回転させて…。

ただ仕事は距離はある程度保てる空間のケースがほとんどでした。

 

支援者がそれを知らない?理解できないところで偽善を感じてなりませんでした。

 

「配慮して欲しいことはないですか?」

 

ごめ~~~ん。この距離ダメだろ~~~

 

トラウマ持っている人が服が触れる距離感で話していられません。

人前で自分がPTSDですというのが、どれだけしんどいか。

医療従事者の方はこちらからの質問に対して答えるだけのため、あえて疾患名を口になさいません。必ず一定の距離を置かれます。

 

そもそも支援者がそんな知識もなくて支援者やっていられるのがおかしい。

 

企業で障害者採用担当もしていました。

自分が障害者なのにです。…隠しているからです。

 

私見ですが、エージェントから送られてくる書類選考の段階で履歴書、職務経歴書、疾患名を書くのは理解できますが、障害者手帳まで提出させるのはどうかと思いました。

特に身体や知的のケースだと物理的な配慮も伴う為、疾患名で配慮すべきことを理解できるため仕方ないのですが、何で手帳?と思うのです。

書類審査の段階では所持しているだけでいいと思います。

偶然だと思いますが、メンタル系の場合、取得したばかりの人が採用となるケースが多くみられました。

 

でも、言わせてください。

メンタル病んだ人間は本当に見えない傷を深い負っている上、まず自分が病んでいることを認められないのです。

息が出来ない、大量に汗をかく、訳もなく目がくらみ倒れるを繰り返し、就労不能とされ、何もできず動けない、お風呂に入るのもできない…

私自身、これを繰り返しながらまだ生きています。

 

今回の障害者として利用できるサービスは、支援者という名の偽善者の塊でした。

意を決して、学ぼうとした気持ちをずたずたにされた気持ちになりました。

 

このブログでは複雑性PTSDと発信しております。

何度も繰り返し申し上げておりますが、診断までには時間がかかり、もう20年近くこの疾患と伴走しています。ある著名な本ではPTSDはすぐ治るとありましたが、私が知っている限り、ひとりとして治った方を知りません。

 

政府が障害者の法定雇用率企業に求めています。

来年また増えます。

それと同時に胡散臭い商売をする輩が増え、失礼ながら本当に???(生活保護をもらうために詐病)という方もいます。

 

心も体も…本人の力ではどうにもならない疾患を持ち、それでも一生懸命生きようとしている人に正しく利用させてください。仕事をするチャンスを与えてください。

 

性被害者は自身を汚い、汚らしいと思っています。

それを公言させられることがどれだけ命を削られるか分かっていただきたいです。

何年も経ってようやく言えるようになっているだけです。

それが一番配慮していただきたいことだとおそらく同じ疾患を持っていらっしゃる方は言いたいと思います。

支援者の方、是非ともそれを理解した上でお仕事してください。

 

まぢであり得ない!

 

課題終わった?

はい、もちろん期間内に終わりました。

「終わったことがない」それが偏見なんですよ。

 

重複内容もありますが、いままでどう対処、克服してきたか、これからどうして生きていきたいのかを発信していこうと思ってこちら↓も始めました。