ハート・ロッカー [DVD]/ジェレミー・レナー,アンソニー・マッキー,ブライアン・ジェラティ
¥3,990
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世界の主要映画賞 104冠に輝き、圧倒的な作品評価を獲得!
アカデミー賞以外にも全米映画批評家協会賞、全米監督組合賞、全米製作者組合賞、NY映画批評家協会賞、LA映画批評家協会賞、英国アカデミー賞など、
世界中のあらゆる映画賞を総なめにし、合計104部門の映画賞を受賞! 映画史に残る揺ぎない評価を獲得した《全映画ファン必見の傑作》!

彼らは、数え切れない命を救う。たった一つの命を懸けて-。
2004年夏。イラク、バグダッド郊外。
「ハート・ロッカー」(兵隊用語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味する)は
高度な専門テクニックと冷静沈着な判断力を求められる爆発物処理班の若き兵士3人を主人公に、彼らの38日間の任務を追った物語。



TSUTAYAで借りて自宅鑑賞。


アカデミーで「作品・監督・脚本・編集・音響・録音」受賞という、アホみたいな大記録を打ち立てた話題作。


かなりワクワクしながら見ました。


予想はしてましたが、かなり暗い。重い。


ドキュメンタリー調にしている為、手持ち撮影が多く、画面は揺れてちょっと見づらい(臨場感はたっぷり)



戦場、しかも爆弾処理班という超非日常空間が、普通と普通じゃないことの境を壊していくのだろうというのが面白かった。


こんな世界に身を置いたら、気が狂うだろうなぁ・・・と思わせました。


でも、実際にこういう世界に身を置いている人が大勢いるんだろう。


兵士や、ゲリラの人達、そのまわりで生活しなきゃならない一般市民。


そういう当事者達の声を聞かずに、知らずに、戦争は悪いことです!なんて言い切るのが恥ずかしく感じちゃうな、と考えさせられました。



映画としての観想は、ちょっと退屈してしまいました^^;


淡々としすぎていて、感情移入してみるには疲れる。


エンターテインメントではない作品でしたかね。


もうちょっと、心身ともに気力に溢れている時期に見るべきでした。


暗いものに飲み込まれてダークな感じになっちゃいました。


いつかまたちゃんと見直したいです。





私の中のあなた [DVD]/キャメロン・ディアス,アビゲイル・ブレスリン,アレック・ボールドウィン
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私の命は、オーダーメイド。姉を救うために生まれた。
でも今、私はその運命に逆らって、大好きな姉の命を奪おうとしている-。
家族とは?愛情とは?生きるとは?
アナのついてひとつの“嘘”が今、愛の結晶となって家族を結び付けていく。
2004年、アメリカで出版されたジョディ・ピコー原作の「わたしのなかのあなた(原題:My Sister's Keeper)」。全米を感動に包んだ大ベストセラー待望の映画化!
長女の看病に身を捧げ、寄り添い戦う母。妻の一番の理解者であり、献身的に支え続ける父。そんな両親の愛を注がれる病気の長女。孤独を抱えながらも、家族を愛す兄。そして姉の生命線として生きる妹。本作の中で語られるのは、そんな家族全員の声。“子供の死に直面した家族が、どう向き合っていくか”をテーマに、「きみに読む物語」のニック・カサヴェテス監督が世界中を温かい涙で包む。

【ストーリー】
アナ、11歳。
白血病の姉・ケイトを救うために、ドナーとして“創られて”生まれてきた。ケイトに生きて欲しい―その想いは、家族みんな同じだと疑わなかった母・サラは、ある日信じられない知らせを受ける。「もう、姉のために手術を受けるのは嫌。自分の体は、自分で守りたい」とアナが両親を訴えたのだ。
病気と闘いながらも幸せだった家族に訪れた、突然の出来事。いったい何故、アナは突然大好きな姉を救うことをやめる決意をしたのか?
その決断の裏には、驚くべき真実が隠されていた―。


裁判シーンがメインかと思ったけれど、そうではありませんでした。


幼い子供の死にまつわるヒューマンドラマだった。


家族のそれぞれの視点から、長女ケイトの病気と死に関する重いが語られる。


私、お涙頂戴物は嫌いで、なるべく見ないようにしてるのに。


なぜなら・・・結構、いやかなり涙もろいからです。


不覚にも3回ぐらい泣いてしまいました。


「死というのは、誰にでも平等にやってくる」


そんな言葉は一般常識みたいに皆が知っているのに、それが愛する人にやってきた時になって初め理解する。


父が死んでからようやくわかった事を、改めて思い出させてくれました。


その言葉の意味をちゃんと考えて、普段から大事な人をちゃんと大事にしたほうがいいですよ。皆さん。



ドナーとして誕生したアナ。両親。ケイト。お兄ちゃん。それぞれが、それぞれの思いを抱えているのがとても良く表現されていた作品でした。


登場人物が多いのに、どのキャラクターにも感情移入してしまいます。


記号で終わっちゃうキャラがいないのです。


どの人もちゃんと「生きた人間」なのが良いです。


強いところも孤独なところも、全員が持ってる。



秀逸な人間ドラマです。



隠されている真実も、残酷なものではなく、愛情ゆえの謎って感じで泣かせます。


是非、大人から子供まで見て欲しいです!





誘拐症候群 (双葉文庫)/貫井 徳郎
¥700
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<内容>Amazonよりコピー

百万円という単位の「小口」の身代金目的の連続誘拐事件。警察にも届けず沈黙する家族。奪った身代金を廃棄する犯人。托鉢僧で、警視庁の環敬吾のもとで働く武藤隆が、奇妙な誘拐事件の真相に迫る。


症候群シリーズその2です。


今回は誘拐がテーマ。


前回は探偵の原田が主役格をはっていたが、この話では托鉢僧の武藤が主役格です。


前回では謎めいたクールな男として描かれていた武藤の人間臭い、どちらかというと熱い内面が読めておもしろかったです。


二つの誘拐事件が交差しながら展開してゆくストーリーは読み応えがあります。


ラストの大掛かりな仕掛けが一気にぐわっっとくる感じ。


このお話ではネットを通じて全く面識のない者同士がつながり、誘拐事件を引き起こすのが大きなテーマとなっています。


初刊行が1998年らしいので、当時は衝撃的だったんじゃないかな。


今はネットを通じてだけのやりとりがどんなに危ないことか、皆知っているからこんなことにはならないだろうけど。


逆に言うと、ネットを通じてのやりとりだけで起きた悲惨な事件が、実際に沢山起きて、それを皆が知ったから今は起こらないって事で。


貫井さんは凄いなぁ・・・。


そして感想。


武藤が関わっていたほうの誘拐事件の悲しい真相と、ラスト2行で子供を殺されてしまった父親が呟く台詞が胸に響きます。


人は無条件で誰かを愛せるのに、条件さえそろえば肉親でも殺したいほどの憎しみが持てる生き物なんだな・・・・というのがラストを読んでの感想でしょうか。



しかし、人種差別が実感できない世代でよかった・・・。と思います。


知ってはいるけど、自分は国や肌の色だけで相手を卑下してみるなんてことができませんのよね。


あと20年ぐらいすれば、日本は人種差別を全くしない国民性として世界に認識されないかなぁ・・・・なんて夢想してしまいます。



失踪症候群よりも大きな事件が動くせいでしょうか、あまり考え込むことなくポンポンと読めます。


誘拐から読んでも十分にわかると思います。(基本設定位をネットで拾って読んどけば問題ない)