僕の小規模な奇跡 (メディアワークス文庫)/入間 人間
¥746
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内容(「BOOK」データベースより)

「あなたのこと全く好きではないけど、付き合ってもいいわ。その代わりに、わたしをちゃんと守ってね。理想として、あなたが死んでもいいから」彼女に告白し、そして奇妙な条件付きの返事をもらった瞬間から、僕は彼女の為に生きはじめた。この状況が僕に回ってきたことが、神様からの贈り物であるようにも思える。この結果が、いつの日か、遠い遠い全く別の物語に生まれ変わりますように。入間人間の名作が、宇木敦哉のイラストによって、待望の文庫化。

なんとなく買ってみて読了

表紙の絵が好みだったのも一つある。


なんというか・・・疲れる小説だった。


誰もが脳内でダラダラと考えているとりとめのないことを、そのまんま文章に書き写して読んでいるような。


心配事とか考え事があるときに読んでいても全く頭に入らないだろうな。


ちょっと特殊な思考をする人間(登場人物)の脳内にリンクしちゃう感じになるので、読書中は変なテンションになっちゃうし。


ストーリーは、なんていうか伊坂幸太郎に似ている。


一見バラバラな事件や出来事が最後にまとまるっていう流れの作り。


いや、早い段階からネタバレしてるからそういう狙いはないのかもしれないけれども、なんだか半端な感じがした。


意外性はないなぁ・・・というか。


この人の本はあと何冊かは読んでみようかな。


脳内ダラダラ描写がなんだか変に癖になる。


ただ、ストーリーの流れがこういうレベルのばっかりだったら、申し訳ないけどもういいかなぁ・・・。


お勧め作品があればどなたかに聞いてみたいところです

英国王のスピーチ英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]/コリン・ファース,ジェフリー・ラッシュ,ヘレナ・ボナム=カーター

¥3,990
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【ストーリー】
スピーチができない男が、国王になった―。
吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らを克服し、国民に愛される本当の王になるまでを描いた感動の実話。

ジョージ6世は、王になどなりたくなかった。兄のエドワードが、王室が認めない愛のために王冠を捨てたことから、予期せぬ座についたのだ。しかも彼には、吃音という悩みがあった。スピーチで始まり、スピーチで終わる公務の数々に、いったいどう対処すればいいのか? 心配した妻のエリザベスは、スピーチ矯正の専門家、ライオネルの診療所に自ら足を運ぶ。堅く閉ざした心に原因があると気付いたライオネルは、ユニークな治療法で王の心を解きほぐしていくのだが ―。


ひっさびさ過ぎる書き込み。

仕事が立て続けだったこともあるし、間が空きすぎて忘れていたりもあり。

ぼちぼち書いてみる。

久々に「いい映画だなぁ。」と素直に思えた映画。

芝居がいい。美術がいい。音がいい。

ストーリーは、「マイフェアレディ・おっさんバージョン」と言えなくもない。

だが、主人公にかかる国王としての重圧とかプレッシャーが静かに重く伝わってきて、アクションなんかまったくないのになんだか手に汗にぎってしまう。

『がんばれ!』って応援したり、主人公と一緒に緊張したり。

監督さんの思うつぼ。

特に家族とのシーンがいい!男泣きがいい!!

このシーンがあることによって、主人公の人間性がすごく深くなってる。

お勧めです。

おっさん同士の友情もよい。



神様のカルテ/夏川 草介

¥1,260
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内容紹介「amazonより」
栗原一止は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。ここでは常に医師が不足している。
専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。
だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。第十回小学館文庫小説賞受賞作。



久々の読書感想。

仕事明けは読書熱がピークで、読んでばかりで、感想が書けない。

仕事中は本を読む時間がない。

悲しいことだなぁ。少ない趣味の一つ位ゆっくり楽しめる職業なら良かったな。。。

という感想に相通じるこの一冊。

映画化するからという仕事絡みの思惑もあり読みました。

夏目漱石かぶれの主人公の視線から語られる文体は淡々としていてとても静かだが、情景の描写はとても色鮮やか。

同じく淡々とした口調の主人公が実はとても情緒深く、感情豊かな事が伝わってきて、とても好き。

将来、自分の母が病気を持ったとしたら、主人公のようなスタンスで患者に接してくれるようなお医者様がいる病院に母を入院させたいと思いました。

この作品では「医局」の大学病院は、先端治療は行えても終末医療には適さない場所。

そうでない病院は、患者に寄り添えても過酷な医師の労働状況と、先端とはいえない医療レベル。

というかんじで表現されています。

医療の現場に詳しくない私にはそれが全て真実かどうかは判断できませんが、最近祖父を看取った経験から言うと真実の断片は確かにあると思います。

そして、患者の家族として、見送らなければいけない側として選ぶのは、やはり親身になってくださる病院と医師でした。

チョコチョコ顔を見せてくれる看護婦さん、意識がはっきりしていないのはわかっているのに祖父に話しかけながら診察してくれるお医者様。

「家族の私達の何分の一かでも、同じような思いを祖父に対して持ってくれている。」という事が治療を進めて行く上で、方針を相談して行く上でどれだけの安心感をもたらしてくれた事か。

そんな事を思い出させてくれる一冊でした。


ぜひ、両親を看取る可能性が近くなった大人の方々に読んで欲しいです。

大切な人を見送る時、後悔のないよう、じっくり考えさせてくれる機会をくれる本でした。

2も勿論買ってきます。