- 黒い家/貴志 祐介
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ホラーかと思っていたけど、サイコサスペンスでした・・・
サイコって言葉自体を考えている小説でもあるので、このジャンル分けで良いかどうか悩みますが。
生まれながらに犯罪者たる精神を持つ人間はいるのか?
と
保険制度を悪用する人間の暗黒面 にまつわるお話です。
そんなに怖くないし、ストーリーを追っていく上では特に意外なことも起こりませんが、遺伝子レベルで犯罪者となる精神をもっている人間への考察などはなかなか読まされました。
個人的には、やっぱ性格や精神は後天的なものであると思いますし、そう信じていたいです。
じゃないと罪という概念自体がおかしなことになっちゃうから。
脳に障害があって・・・なんてケースはあるにはあるんでしょうが、種族的に行き着くのがサイコパスの世界だとは考えたくないです。
そう考えちゃうとあきらめにも近いし。
そうゆうふうに世界が流れていったとしても、そこから子供たちを守っていく方法を考えてゆきたいですよね。
保険金詐欺の実例も衝撃でした。
どうしようもなくてお金に困って自分を傷つけるのならまだしも、実の子を金目当てのために殺したりする人間もいるんですよねぇ。
どうすればいいんでしょうか
理解できない人間がいる上での自分のスタンスもしっかりともっていきたいなぁ・・・と考えさせられる一冊でした。

