ヴィパッサナー瞑想と四念処 | 人生を愉しむとは

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近頃は仏陀の教えばかりだね



ヴィパッサナー瞑想は、瞑想と付いているので、素人の方は、座禅をしながらひたすら無になる、というような宗教的、信仰的なものと勘違いをされるでしょう。


Vipassanā bhāvanā ヴィパッサナー バーヴァナー
は、解りやすく言い換えると、「人間の心から苦が発生するシステムを、四念処を明確に観察し理解する事で、苦から脱け出す修行法」と言った方が、良いのかなと思います。

四念処の四つとは、身・受・心・法(体、感覚、心、真理)で、要するに「人間が生きる事で発生する苦しみの原因を、自分の身体と心を使って観察し、どのような感覚を受けたら、心がイヤな感覚を受けるのか、欲が出てくるのか、それが結果的にどういった苦しみに繋がるのかを、仏陀の解かれた真理と比べながら腹落ちさせ、最終的に苦しみから超越する修行法」と私は理解しています。

初心者には、先ずは妄想を止めるために、ひたすらラベリングする方法を教えるようですが、ラベリングが最終目的ではありませんので、お気をつけ下さい。


生きとし生けるものが幸せでありますように


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