常に自分の身体と心の感情の動きを観察するのが心落ち着いて生きるための訓練法です。
この「常に」が大事なポイントです。
ボーッとしている時間も自分の心の動きを観察し気づくのです。ずっと気づきモードにしていないと私達はすぐに妄想し、欲や怒りの感情であなたが思う嫌なやつと同じような事をやらかすのです。
怒鳴られたり、不安が止まらないような状況は特に気づきモードでいなければなりません。「今私は怒鳴られたから一瞬怖くなって次に怒りの気持ちが出てきて相手を攻撃しそうになっている」などの様に自分の心の動きを観察するのです。
いつもこうして真理の学びと併せて気づきを訓練していると、「ああ、自分を守ろうと自我・渇愛が感情を引き起こしているのだな」とすぐに気づける様になって来るのです。そのうちに阿保の言う事などに感化されないで「あっ!妄想」で終わる様になるのです。
仏教の訓練で大事なのは、こういう取り組みです。常にお釈迦さまが説かれた真理を学び、常に自分の心の感情に気づくという事です。
全体像を観間違えるとひとつも安穏な世界は来ないので気を付けましょう。
生きとし生けるものが幸せでありますように
今日のお勉強↓
星 飛雄馬さんのnoteより