紅白の感想 | 歌って笑って生きること

歌って笑って生きること

 ボイストレーナーユウコの歌と生きることへのヒント


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ボイストレーニング。
そして聴く人を幸せにする温かい歌声をお送りします。


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こんにちは U-KOです。

本当は今年の抱負を書くつもりでしたが
記憶に新しいうちに、紅白の感想を。。

完全なる独断と偏見ですが
個人的な見解なのでご容赦くださいませ。
また、総評ではないので全体を網羅した意見ではないのもご了承をw

さて、カウントダウンパーティーなどで遊び倒していた20代を過ぎ、
この10年近くは実家で家族と紅白を見るのが毎年恒例。
(時々ガキ使、年によってはK1も)

年々出演する歌手がわからなくなっているのは
演歌が好きなお父様方だけではなく、私もです。

正直、歌のパフォーマンスを魅せることがメインではない
AKBグループがこんなにたくさん出るのはいかがなものか~ってところ。
(といってもどこまでがAKBグループなのかさえ定かではないけどw)

若手で一番インパクトがあったのは(いわゆる紅白でいう、「若手」)
椎名林檎。

こう素晴らしいメロディラインを創れることにも脱帽だけど
この世界感も相変わらず素敵☆
若手に厳しいうちの母、
「なんだか独特の顔して独特の色気があるわね」と。
うん、そのとおり。

そして噂のMay.J。
健闘していたけれど、
アメリカからの中継でオリジナルのLet it go が
イディナ・メンゼルによってドカンと来てしまったね。

この方はいろんなミュージカルでバリバリやっている方、
(大好きなRENTにもでてる。)
同じ曲をぶつけるのが気の毒とさえ言えると思う。
最後のロングトーンはあまり調子良さそうではなかったけど、
でも圧巻のパフォーマンス。

さやかちゃんもミュージカルらしい歌い方で
安心して聞けた、というか。
お母さんの松田聖子がVTRを涙目で見ていたのが印象的でした。


そして朝ドラファンとしては「花子とアン」企画があったのは嬉しかったなー・
絢香は少しぽっちゃりしたような。
普段の歌をあまり知らないのでなんとも言えないけれど
安定してたような気がします。


一番ドキドキしたのは(いろんな意味で)
中森明菜!

幼い頃は大好きでしたが、
NYに中継がつながってコメントしたときは
ほんとごめんなさいだけど
友近が真似をする声が出ない明菜ちゃんにしか見えなくて。。
顔もきょどっててカピカピでなんか不安になってしまった。

でも歌いだしたらあの雰囲気と歌のうまさが健在でした。
最後の笑顔にもホロり。
でも、ギリギリのところで歌っていた様な気がするな。
VTR切れたら倒れ込むんじゃないかって感じ。
精神的にも身体的にも。
なんとか元気になって欲しいと思います。

サザンの桑田さんが出たの嬉しかったなー。
政治的な解釈があったと、
賞賛も批判もうけているようですね。

NHKに出ていた以外の部分は分からないので
何とも言えませんが、
個人的に思うのは、
ミュージシャンや歌手というのは
自分の想いを音や歌に託すモノ、それが仕事。
自分の考えを楽曲似載せることはアリだと思います。

それを「ピースとハイライト」なんて
掛詞的な?意味をあんなキャッチーなメロディーに
載せることができることがもうアッパレ。
ただただそのアイディア溢れる彼の音楽の源に感嘆します。

そしてそして、
私が一番感動したのは
中島みゆき。

朝ドラの主題歌を歌いましたが
私、毎週見てるので、
応援に来ていた主人公二人涙しているが姿にも
ウルっときたのですが
(あ、私は泣き虫です、けっこー)

中島みゆきさんの表現力といい、
立ち姿といい、
歌声といい
全てが素晴らしかった。

決して「超絶上手くてピッチを外さない」という人ではないですが
歌にエネルギーがあって色彩が見えて、
それはもう「みゆき色」以外のなにものでもない、
唯一無二のもの。それを感じられる歌。

後ろにドラマのビデオが流れていたのも
更に盛り上げていたと思います。
途中で脱いだ衣装も素敵だったし。


特に感激したのが、
歌い終わって伴奏のみが流れているとき、
颯爽とステージの高いところから、
朝ドラ主人公の二人が待つところに歩いて行った姿。

姿勢、ウォーキング、笑顔、握手の手の差し出し方、離し方、
振り向き方、立ち方、、、、
全てが絵になってました。

パフォーマンスとしてやってきた部分もあるのでしょうが
おそらくそうしているうち
に身についてる立ち居振る舞いだと思います。

美しかった!
年齢を知るとさらに驚きです。
あの笑顔、少女のよう。

トリを飾った聖子ちゃんがとても小さく見えてしまいました。
歌は相変わらず上手だったけれど、
ビブラートの癖がなんか好きじゃなかったし。

大好きな美輪さんもビブラートが強すぎてちっと残念。

という感じで、好き勝手に紅白振り返りましたがね、
全体として言えるのは、
口パクの人はともかく(そういう人がいるのは確かだと思うw)
やっぱりテレビに出て歌う人ってのは
上手です、やっぱり。

音程ずれないです、ピッチも外さない。
ほとんどの人が一音も音程ずらさないです。
(見ていた人は。)

メジャーの人のツアーコーラスやってる人や
バックバンドの人にも聞いたことを思い出しました、
スポットライトを浴びて歌う方々は、
自分の歌に一音に本当に厳しい、と。


自分がライブの時に一曲一曲、
一音も音をずらさないかっていうと
まだまだできていないです。

もっと音楽で高みを目指したい私、
いつでも最高のパフォーマンスができるように
もっと研究して厳しく自分の声を見つめていこう、
と思った2014年最後の夜でした。


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