こんにちは!
歌手でボイストレーナー、
フェルナンデスユウコです。
いつまでYouTubeの歌解説に頼って歌おうとしてるんですか?
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大人の女性こそ迫り来る
中年の波に乗りつつ
思い通りに歌って生きていこう!!!!
その波に乗るヒントや自らの挑戦をお届けします!
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自分が歌う曲の世界、YouTubeの歌解説に頼り切る?
YouTubeの歌の解説はこの数年定番になってきました。
私もときどきやるし、素晴らしい解説があるのも知っています。
そこから「歌の奥深さに気がついた」
という人もいるので、
歌の練習の入り口としては
一度は見ていた方が良いとも思います。
ただ、YouTube解説大好きさん達よ、
そこに頼りすぎて、左脳ばかりで曲聴いてませんか?
歌うのではなく,エンタメ視聴として
解説聞くだけならもちろんあり!
でも曲の世界を深め歌で表現したいなら
もっと「自分の体感」使わないとです。
他人の歌解説聞いて「それね!」と
わかったふうになって
感性が動いていないと
自分の歌は理屈っぽく計算高くなります。
とはいえもちろん、その曲の良さを追求することなしに良い歌は歌えません。
順番が大事です!
歌の世界と表現を深める5STEP
STEP1 無条件の反応を掴む
まず最初に「好き」とか「気持ちいい!」
という無条件の反応レベルの感覚がある。
ここがSTEP1
まず自分で聞いて
「どこがかっこいい」
「どこが気持ち良い」
「どこが好き」
と感じたかを俯瞰してみる。
自分の感覚や感性は歌には欠かせないです。
そこを歌で表現したいわけですから。
STEP2 好きの理由を紐解く
自分の感覚をアウトプットしたら
「さて、この好きの理由はなんだろ?」
とまず自分で紐解いてみる。
シンプルな例ですが例えばこんな感じ・・・
ーーーーー
「AメロからBメロへ向かうとこかっこいー!好き!!」
「Aメロの優しい歌い方からパワーあるBメロに変化するところにグッとくるんだろうな。」
↓
「これは歌詞からして自然とそうなるのか、それともリズムが盛り上がるから強弱が自然とつくのかな」
↓
「この歌詞に共感できるし私もここで盛り上げたいな」
ーーーーー
最初はこんなふうにシンプルで大丈夫。
プロの解説者や専門家の難しい言葉と
同じようなワードを並べる必要などはありません。
自分で自分の「好き」を深掘りして
曲や歌手の世界観に入り込んでみてください。
STEP3 解釈の深掘りする
そこから、必要に応じて
他の人の解釈を研究していく。
(ここからスタートしちゃってる人が多いんですね、最近)
自分の解釈だけだと
世界が狭くなるのも事実。
他の人の解説などで勉強させてもらうと
「なるほど」が広がります。
また、自分で曲の深掘りをするコツが
掴めない場合もあるので解説動画を見て
研究するのももちろんありです。
言語化には得意不得意もあるので
全てを他人に説明するように
言葉にできる必要はありません。
自分だけにわかる言葉でもいいので
解釈を深めていきましょう。
ボーカルトレーニングなどで
先生にサポートしてもらうのも、
もちろんOKです。
ただ一つ注意してください。
歌の解説や曲の解釈は個人の主観。
正しいとも限りません。
もちろん曲中の歌の構成や法則、
表現テクニック等は主観ではなく
確かにそこに存在しているものですが、
そのテクニックを使った所以や
意図するところはこちらの想像でしかありません。
そこを他人に委ねるのか、まず自分で感じて考えてみるのか・・・・
ということです。
STEP4 ここで実践「完コピ!」
自分が深めて研究していったその歌を
完コピをしてみる!
ここでやっと実践が入ります。
曲の歌練習をする前にSTEP1〜3で
曲の解釈をしていったのは
このオリジナル曲の表現が
\上っ面のテクニック/
にならないためです。
またこの完コピは、手癖に頼らず自分のテクニックを上げてくれる最高の練習方法です。
自分のキッチンの料理棚に
塩と砂糖と醤油くらいしかないと、
出来上がる料理も味気ないかもしれませんが
たくさんの調味料があると
味はより豊かになるでしょう。
(もちろん素材の味も大事ですけれどね〜これは「声」そのもののこと)
調味料を増やしていく作業が「完コピ」と思ってください。
さて、そこから「自分ならどう歌うか」を考えたいです。
STEP5 自分ならどう歌うのか
実際自分がライブなど人前で歌う時
その曲をオリジナルの表現の通りに
つまり、完コピ通りに歌う必要はありません。
モノマネするわけではありませんからね。
自分ならどんな気持ちでどんな表現を使って、どう歌いたいか、をここで考えましょう。
「完コピ」という道を通っていたら
「テクニックという名のスパイス」を
しっかりと自分のストックに
取り揃えることができているはず。
そうやって手に入れたスパイスを
自由自在に出し入れできれば、
自分の思うがままの気持ちを
歌に載せて表現できるんです。
ここで自分の思い通りに歌える1曲が出来上がります。
感性優位で解釈が苦手な人は
曲の練習に取り組む際はぜひ、この5STEPですすめてみてください。
少しでもいいし、なんとなくでもいい。
最初は「自分の好き」からスタートなので
正解はありません。
ただ、例外もあります。
ここで解釈を深掘りするより、
自分で曲の世界に入り込んじゃう
圧倒的感性優位の人もおります。
自分の歌に納得がいって
上達も感じられるなら
それでもちろんOKです!
でも自分自身が納得いってないなら
もう少し左脳的に音楽を捉える
時期が必要かと思います。
もしくは基礎をやり直す必要があります。
ここの見極めは重要です。
正直「感性優位なんだ」の裏で
実は基礎がおろそかな人,たっくさんいます。
ここはしっかりプロの手を借りるのが良いですね。
心当たりがある場合はボイストレーニングを受けてくださいね。
自分の感覚と思考を退化させない
今はYouTubeでもSNSでも便利な情報がたくさん提供されている時代。
ブログでも動画でもハウツーやノウハウが玉石混合しています。
自分で感じて考える機会は
自ら掴み取りに行かないと
どんどんやらなくなって
他の誰かとテクノロジーに任せきりになります。
それでは自分の気持ちを表現する歌を自分で歌うことはできません。
人の気持ちを動かす歌は自分がどれだけエネルギーを注いでいるかにかかってます。
自分の感覚も体感も思考もしっかりつかっていきたいですね!
こんな話をもっと聞きたい方は
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