でも書きたい。書かなきゃ。
(結果とても長くなりました。笑)
5月14日、大阪天王寺ロータリークラブ様の50周年記念アトラクション、無事に大成功に終わりました!
(↑本番直前!みんなのやる気に満ちた笑顔が最高!)
様々な形でお力添え頂きました皆様、本当にありがとうございました!
素晴らしいチームのみんなと、とことん考えてこだわって稽古して、いっぱい笑ったり泣いたりしながら作ったショーを、お客様に楽しんで喜んでいただけるというところまで、格別に幸せで貴重な経験となりました。
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大阪天王寺ロータリークラブ様の50年の歴史を追いかける、芝居仕立ての歌とダンスのショーを!とご依頼を頂いたのは去年の6月。実は約1年越しのプロジェクトでした。
かつてテーマパークでショーを作っていたとは言え、規模の大きさや抱えるものの多さに正直不安もありましたが、せっかくのチャンスなので、脚本も演出も振付もキャスティングも出演も全部やってみることにしました!
とは言え実際に大きく動き出せたのは今年に入ってから。しかも3月にはえーびーがたの初本公演があったので、それが終わった翌日から100倍速くらいで進めました。
ショーと演劇にはそれぞれの魅力や違いがあって、今回はそのどちらの魅力もいかしたかったので、キャスト・スタッフ共にそれが実現できるメンバーにお集まりいただきました!
テーマパークからこの関西小劇場という世界にやって来て、演劇と向き合うようになって丸4年と少し。
間違いなく、私のこれまでのどの経験が欠けていても実現しなかったチームであり、その結果唯一無二の作品に仕上がりました!
初めてのことばかりで、無知ゆえにたくさん迷惑もかけたはずなのに、全員がずっと笑顔で、私の手の届かないところを知らぬ間にフォローしてくださっていたり、いつも作品や私のことを気にかけて助けてくださいました。
作品に対してもそれぞれがそれぞれのストイックさで真摯に向き合ってくれて、時には目を背けたいような自分の癖や特徴とも向き合わなければならなかったと思うけど、それらも含めて全力で楽しんでくれて、私が気を揉まなくても勝手に作品が素敵に磨かれていきました!
みんな、何かを作ることが、表現することが、人を楽しませることが、純粋に好きなんだなぁと。そのピュアな力でがしがし前に進んでいくのが心地よく爽快でした!
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自分の作りたいものを作るのではなく、求められているものを、特定の方々に確実に楽しんでいただけるように作る。
そのために資料をいただいて勉強して、ロータリークラブの会員の方々のご要望や想いをお聞きして、それを核に脚本を書きました。
より自分たちのものだと感じていただけるように、実際にお聞きした会員の方の言葉をそのまま台詞にしたりもして。
あとは、お客様が観劇をしに来ている方々ではなく、観劇に慣れている方々でもなく、そもそも劇場ではないホテルという色々と制限のある空間で、どうしたら伝わるか、どうしたら楽しんでもらえるか、みんなでとことん想像して、考えて、試して。
ひたすらにお客様に寄り添って作ってきたので、実際に私たちが思い描いた通りに盛り上がっていただけたり、拍手をいただけた時は、想いが通じた…!と涙が出そうでした。
誰かのために作る、それを喜んでいただける。エンターテイメントの真髄に触れて、私はこれが最高に好きで、だからこの世界にいるんだ!!!と実感しました。この実感も私にとってはものすごく大きなことで。人生が変わるかもしれないくらい。それはまた別のお話なのでまた今度!笑
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音響・照明・映像に関しては、相内さんと八木さんにほぼ丸投げでご対応いただきました。
お二人のご協力のおかげで、たった一度きりの本番でベストが出せるよう、インディペンデントシアター2ndという本物の劇場での、実際に近い音響・照明・映像を使っての公開稽古も実現することが出来ました!
私の個人的な思いとしては、普段の舞台などではあまり見ることのできないであろうキャストのみんなの姿を、たった1回限り、しかもクロージングな場でしかお披露目できないのが悔しくて。関西小劇場のお客様にもご覧いただけたのが嬉しかったです。
ご来場くださった皆様、心よりありがとうございました!
そして、より良くしたいのでご意見やご感想をお待ちしています!という私の声がけにもたくさんの方がお応えくださり、本当にありがたく、参考にさせていただきました!
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4月4日の顔合わせから1ヶ月ちょっと、信頼し尊敬するみんなと作品のことを考えて過ごす日々は、本当に幸せでした。
それぞれがそれぞれを人としてパフォーマーとしてリスペクトし合い、それぞれの経験やスキルの違いをいかして、あちこちでアドバイスが飛び交う、本当に素晴らしいチームでした。
楽しい!幸せ!悔しい!分からない!難しい!嬉しい!素敵!驚き!好き!どの感情もポジティブに抱いて、みんなで駆け抜けました!
関わってくださった全ての方へ、本当にありがとうございました。
私の脳の中にしかなかった世界を好きな人たちに現実のものにしてもらうなんて、本当に幸せで、最高にありがたくて、もうなんていうか、こんな特別なことってある!?っていう気持ち!
またこういう機会に恵まれるよう、私はまたひとつひとつ学んで経験して進んでいきます。
今回は長くなってしまったので、また次の記事で改めてチームのみんなをご紹介します!